居場所発の自立援助ホーム 「ゆらい」が集会開催へ
5月13日、NPO法人越谷らるごがシンポジウム「子どもが施設で育つということ」を開催する。越谷らるごは今年4月、自立援助ホーム「ゆらい」を開設した。背景には、フリースクールや親の会の運営などを通じ、家庭や社会に居場所のない子どもたちとの出会いがある。今回のシンポジウムでは、同じ埼玉県にある自立援助ホーム「光の子どもの家」の職員・鈴木洋一さんのほか児童養護施設ですごした若者2人がパネリストとして招かれている。鈴木さんは「私たちは望んでこの仕事に就いているが、子どもたちは望んで施設に来たわけではありません。むしろ、切望したであろう親子での暮らしや家族との生活から断絶されてやってきたのです。大人は子どもにそばに居続け、制度の枠を超え、施設を出た後も関わり続けたい」と語る。シンポジウムの詳細は以下を参照のうえ、お問い合わせを。
■子どもが施設で育つということ
日時・5月13日(日)午後1時半~/会場・越谷らるご(埼玉)/参加費・一般700円、会員500円/講師・鈴木洋一さん(「光の子どもの家」職員)ほか/主催・越谷らるご/連絡先・048・970・8881
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