連載「子ども若者に関する精神医学の基礎」


 今回から、テーマは「自閉性障害とアスペルガー症候群」。キーワードは「関係性」そして「時代社会」です。
 
 いま、精神医療の現場では"児童精神科ブーム”が起きています。それを下支えしているのが「発達障害」に対する関心の高まりでしょう。今のような考え方が出てきたのは1980年代のことですが、2004年に「発達障害者支援法」が施行されると、当事者である親子のみならず、医療関係者、学校関係者、学校外の居場所支援者など、子どもと関わる人たちを中心に一大バブル現象が引き起こされました。


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