母と娘に聞く不登校、続いては娘の瑞季さん。不登校したときの気持ち、家でのすごしかたなどについて、お話をお聞きした。

――不登校になったころはなにがつらかったですか?
 学校にいけない自分を許せなかったこと、これが一番つらかったです。小学校4年生で不登校になったんですが、 学校でみんな勉強しているのに、「自分だけ行かないというのは許されないんじゃないか」と思ってしまって。なので、自分から友だちとの関係を断ち切って、家にこもっていましたね。「友だちにあわせる顔がない」という感じでした。家族は「学校に行け!」とは言わなかったので、それはありがたかったんですが、やっぱり、友人との関係が切れてしまったのは、つらかったですね。

――家族が認めてくれたのはよかったですね。
 でもお姉ちゃんとはケンカしましたね(笑)。「私が学校に行ってるあいだ遊んでるんだから、私が家にいるあいだはパソコンは私が使う」って言うんです。TVのチャンネル争いでも、学校に行っているということを武器にしてくる(笑)。

私、本当に行けないんだ

 
――本格的に家を中心に、と決めたいきさつは?
  小学5年生になるとき「5年生からは学校に行こう!」って思っていたんです。自分は不登校じゃなくて、「ちょっと休憩してるだけ」だと思っていましたから。学校で使う道具もいろいろ買って準備していたのに、いざ5年生になると行けなくて……。気持ちがどーんと落ち込みました。「ああ……、本当に行けないんだな」って。そのころ親が「ホームシューレ」を調べてきてくれたので、入会しました。


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