不登校新聞

411号 2015/6/1

【公開】フリースクール外でも動き、株式会社立学校も

2015年06月01日 12:23 by shiko
2015年06月01日 12:23 by shiko


 文科省内の不登校「協力者会議」、フリースクール等検討会議の中間報告、そして2015年5月27日に発表された法案など、また、不登校をめぐる動きがあわただしくなってきた。
 
 フリースクール関係者以外にも、その動きは波及している。まず、フリースクールと同様に「教育機会確保法」の試案で対象になった夜間中学校。こちららは6月4日に院内集会『6・4今国会での義務教育未修了者のための法成立を期す 国会院内の集い』を開催予定(主催・全国夜間中学校研究会)。
 
 また塾や株式会社立の学校法人を立ち上げた学校などが集う「新しい学校の会」も、6月10日に集会「教育制度の多様性」を開催する予定。集会では「学習者本位の教育……日本型学校主義の終焉」と題して政策研究大学院客員教授・戸田忠雄氏が講演を行なう。また、シンポジウムにはフリースクール等検討会議委員の武藤啓司氏、長野県・次世代サポート課の竹内延彦氏も登場する。
 
 詳細は下記を参照に問い合わせを。(石井志昂)

■イベント詳細

2015年6月4日(木)
■『6.4今国会での義務教育未修了者の
 ための法成立を期す』国会院内の集い
会 場 衆議院第二会議室
時 間 午前10時30分~11時30分
定 員 140名(事前予約制)
参加費 無料
連絡先 03-3887-1466
主 催 全国夜間中学校研究会

2015年6月10日(水)
■教育制度の多様性
会 場 プラザエフB2「クラルテ」
時 間 午後1時30分?4時20分
定 員 100名(事前予約制)
参加費 無料
連絡先 03-3263-8966
主 催 新しい学校の会

関連記事

教育機会確保法の現在地、学校外の居場所で起きている変化

534号 2020/7/15

フリースクールの適正評価とは、東京学芸大学研究班が示した提言

527号 2020/4/1

「多様法のこれから」を議論 不登校の歴史vol.511

511号 2019/8/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…