不登校新聞

411号 2015/6/1

不登校専用アルバイトマニュアル最終回「働かずに暮らす方法」

2015年05月29日 16:06 by kito-shin
2015年05月29日 16:06 by kito-shin

和歌山県熊野にて ひきこもり小屋建設中に遊ぶ、勝山実さん

 連載「不登校専用アルバイトマニュアル」も今回で最終回。トリは「ひきこもり名人」こと勝山実さん。僕たちが一番知りたい「働かないで生きる」方法について執筆いただいた。

 世の中、お金だ。生きていくためには、お金を稼がなくちゃいけないと、求人情報サイトを検索してはみたものの、不安になってきて、気づけばずっとゲームをしている。みんな、そうなんでしょ。
 
 でもね、お金が必要なんじゃないんです。お金なんて必要なものと交換するためのアイテムでしかありません。生きるために本当に必要なものは何か。つきつめて考えると、「食べるもの」と「寝る場所」ということになる。どんなにケチケチ削っても、この二つだけは残る。このうち寝ることのほうがワンランク上のような気がする。どこで寝るかを決めることによって、暮らしが決まるからです。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校専用アルバイトマニュアル 13年で実働30日。働けない私のいま

410号 2015/5/15

バイト決断から2年働けず 編集長 石井志昂

409号 2015/5/1

バイトコラム 人に使われたら負けなのか

409号 2015/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…