不登校新聞

413号 2015/7/1

書籍紹介 ディスレクシア(読字障害)当事者の手記

2015年06月30日 12:37 by kito-shin
2015年06月30日 12:37 by kito-shin

『LDは僕のID —字が読めないことで見えてくる風景』(中央法規出版)

 「ディスレクシア」ってご存知ですか?「読字障害」や「読み書き障害」などと訳される学習障害(LD)の一種です。「文字がゆがんだり、にじんだり見える」「枠内に文字を書くのが苦手」などの特徴があり、映画監督・スティーブン・スピルバーグも自身そうであったと告白したのは記憶に新しいところです。
 
 著者の南雲明彦さんは21歳のときに「ディスレクシア」と判明しました。それまでのあいだ、不登校、うつ病、自傷行為、強迫神経症、精神病棟の入院など、数々の生きづらさと向き合ってきました。
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