日本の子どもの貧困率15・7%(09年)は、OECD参加国35カ国中9番目の高さ。320万人以上の子どもが貧困状態にある。その境目は、世帯収入が112万円以下の場合。12年6月のユニセフの報告によれば、北欧諸国やオランダの子どもの貧困率は7%前後、アメリカやルーマニアでは20%を超す。
 
 イギリスでは子どもの貧困対策にすでに取り組んでおり、一定の効果を出している。70年代に5%程度だった貧困率が90年代半ばには14%に達した。99年、ブレア首相(当時)が2020年までに子どもの貧困を撲滅すると宣言し、児童控除税額などに着手。05年には10%まで下がった。