東京シューレ震災プロジェクトチーム
東京シューレは、まず知る、そして現地のニーズに応えることを目的に、5月1日から4日にかけて、14名のメンバーで、宮城県仙台市・石巻市へ向かった。4日間のおもな支援内容は、東京から持ち込んだレトルト食品・缶詰・お菓子や自転車、ピアニカなどの支援物資の提供、河北ボランティアセンター周辺のがれき撤去と分別作業、土嚢の修復と積み直し、子どもの遊び場整備、立浜(雄勝半島)の漁村における泥の掃き出しと漁港のがれき撤去であった。そのほかに、現地支援団体への聞き取り調査も行なった。以下、私が感じたことを書いていきたい。
まずは大震災の爪痕は、想像を絶するものであったということ。支援活動の合間に目の当たりにした現場の光景はすさまじく、ただそこに立ちつくすことしかできなかった。7割の子どもが犠牲になった大川小学校もその一つで、避難場の校庭に荒れ狂う津波が到達したとき、子どもたちはどれほど怖かったかと思うと、胸がえぐられる思いがした。
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