『子どもNPO白書2015』が9月30日、創刊された。日本全国で子ども支援に関わるNPO(以下、子どもNPO)の活動実践を白書として出版するという、日本初の試みだ。編集にあたったのは、NPO法人「日本子どもNPOセンター」である。
 
 本書は3部構成になっている。第Ⅰ部では、「子どもの権利条約」「子どもの貧困」「発達障害」など、子どもNPOを取り巻く7つの動向について、各分野の専門家が論じている。
 
 第Ⅱ部では、28の団体が各々の活動実践について紹介。第Ⅲ部は資料編として、「児童福祉法」や「改正教育基本法」といった関連法規の解説がまとめられている。まずは総論として現状をおさえ、個別の活動実践やデータを読み進めるとともに、適時、関連法規の知識も補完できるようになっている。文体も「ですます調」で統一されており、読みやすさについて大小さまざまな工夫がなされている。
 

過去から未来感じる1冊

 
 なかでも、ひときわ目を引くのが、28団体の活動実践が紹介されている第Ⅱ部である。


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