不登校新聞https://futoko.publishers.fm/2024-03-13T03:33:39+00:00「4月から学校へ行くよ」子どもに言われたときに必要な親の準備とは【全文公開】
2024-03-11T09:31:21+00:00kogumahttp://futoko.publishers.fm/editor/22/http://futoko.publishers.fm/article/28516/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/29965a7c78824e6eb1f03225543b92c2.jpg" /></p>
<p> 「4月から学校へ行くよ」。不登校の子どものなかには今の時期、そんな宣言をする子がいます。親としてはうれしい反面、「本当に行けるのか」、「無理をしているんじゃないか」と悩む方もいます。そもそも、「4月から学校へ行くよ」と言い出す子どもの気持ちはどのようなものなのでしょうか。そして、それを言われたとき、親に必要な心構えと対応は何かについて考えます。</p>
<p>* * *</p>
<p>不登校の子どもにとって、春休み中は、肩の力をすこしだけ抜くことができる時間です。学校が休みのため、昼間に街中を出歩いていても、ふだんよりまわりの目も気になりません。不登校している自分を責めることから解放されるのです。</p>
<p> しかし、不登校の子どもがみな穏やかにすごせているかといえば、そうではありません。3月は卒業・進級や就職など、人が動き出す時期だからです。テレビをつけると、ランドセルやスーツのCMなどが流れ、新たなステージへ踏み出す人たちを応援する雰囲気があふれています。そうしたなか、「1年前と何も変わっていない」、「自分だけ取り残されているよう」などと、不安や焦りを感じる子どももすくなくありません。</p>
<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/929b4d05999841eabfb30d73d652fcbc.jpg" /></p>
<h4>子どもの心境 2つのパターン</h4>
<p> この時期になると、「4月から学校へ行くよ」と言う子どもがいます。このとき、子どもは何を考えているのでしょうか。「函館圏フリースクールすまいる」代表の庄司証さんは2つのパターンが考えられるといいます。</p>
<p> 1つめは、覚悟を持った「行くよ」です。高校進学のために出席や成績が必要になり、再登校を決意するというものです。庄司さんは「新たな学校生活への楽しみや希望ばかりではありません。今を乗り切れば苦痛が終わると信じていればこそ、何とかつむぎだした一言ではないか」と指摘します。</p>
<p> 2つめは、「4月までは休むことを許してほしい」という意味の「行くよ」です。子どもは親の気持ちや期待をじゅうぶんすぎるほど感じ取っており、休みたいと言い出すことはとても勇気のいる行動だからです。ただし、学校へ行くことが前提となっている休みである以上、「本当に休めているか、気をつけて見ていく必要がある」と庄司さんは指摘します。</p>
<h4>直感を信じ 願いは捨てる</h4>
<p> では、「4月から学校へ行くよ」と子どもに言われたとき、親はどうすればよいのでしょうか。</p>
<p> ここで大切なことは、「信じるべきは親の直感、捨てるべきは親の願い」ということです。庄司さんが指摘したように、「4月から学校へ行くよ」という一言の背景には、さまざまな葛藤があります。言ってしまった手前、不安を抱えつつ、始業式までの日にちをカウントダウンしながらすごしている場合もあります。</p>
<p> 告げられた親の気持ちとしても、うれしい反面、「本当に行けるのか?」と悩むこともあります。そんなとき、信じてほしいのは親の直感です。「この子は無理しているんじゃないか」、「親を安心させるために言っているんじゃないか」と、わが子を前に芽生えた親の直感を信じたうえで、子どもの一言を受けとめることが重要です。反対に、邪魔になるのが親の願いです。「できれば学校へ行ってほしい」という親の願いが強くなればなるほど、子どもが無理をしていることに気づきにくくなってしまうからです。仮に4月になっても学校へ行けなかった場合、親はすくなからず失望し、その姿を見た子どもはさらに自分を責めてしまうことになります。</p>
<p> 親にできることは、期限つきの休みを設けないことです。あわただしい周囲の雰囲気に流されず、きちんと休む環境を整備することで、子どもはおのずとエネルギーを溜めます。そして親が「自ら動き出す力を持っている」と信じてあげることが、子どもにとって、大きな支えになります。(小熊広宣)</p>2024-03-11T09:31:21+00:00「不登校の子の保護者、5人に1人が離職」子どものために離職をするまえに考えてほしいこと
2024-03-12T08:58:19+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28518/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/e541c7cf5a874a948a7771b6bfec24b7.jpg" /></p>
<p> 子どもが不登校をしているため、仕事を辞めざるを得ない。そんな悩みを抱えている親御さんはすくなくありません。このとき、親はどうしたらよいのでしょうか。こうした相談にふだんから対応しているNPO法人代表の土橋優平さんは大事なポイントがあると指摘します。</p>
<p>* * *</p>
<p> 「不登校の子の保護者、5人に1人が離職」。2月末、衝撃的なニュースとして、ネットメディアを中心に取り上げられました。でもこれを読んでいるみなさんで驚く方はそこまで多くはないと思います。「やっぱりそうなのね」、「わかるよ、仕事から離れる気持ち」、そんな声が聞こえてきそうです。じつはこのニュースの情報リソースは、私が代表を務めるNPOで行なったアンケート調査の結果です。 </p>
<p> 調査結果を細かく見ていくと、休職6・0%、退職14・8%と出ています。離職するに至った理由では「やはり本意ではなかった」という回答が多くありました。「不安定な子どもを1人にしてまで仕事を続けることはできないと思い、子どもとすごすことを優先して、退職しました」という声も多く、私たちのLINE相談窓口にも「仕事を辞めようかどうか迷っている」という相談が届きます。その際、私たちが見るポイントがいくつかあります。</p>2024-03-12T08:58:19+00:00「不登校の子どもが1歩を踏み出すときは?」『不登校新聞』代表が語る心が回復する4つの過程
2024-03-12T04:20:14+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28512/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/29670d67d78c4827b7e620cbacf71bd0.png" width="741" height="537" /></p>
<p> 子どもが学校を行きしぶったり、不登校になったとき、一番不安なのは「この先、どうなるのか」だと思います。受験や就労という言葉が遠く感じられ、ひきこもりやニートという言葉が一気に近づく。親としては冷静ではいられません。ですが安心してください。不登校の人がたどる道のりがあり、心が回復していく手立てがあります。弊紙代表・石井しこうが、自身の不登校経験から得たこと、20年間の不登校取材で得たことをベースに「心が回復する過程」を解説しました(本記事は2024年1月11日に「親コミュ」内で行なわれた講演の抄録です)。</p>
<p>* * *</p>
<p> こんにちは。全国不登校新聞社・代表理事の石井です。本日の講演で私がお伝えしたいことは、人には不登校が必要なときがある、ということです。これは、400人を超える方々に不登校について取材をしたなかで得られた結論です。 </p>
<p> さまざまな理由で学校生活が合わなくなって、なぜ自分が、なぜ自分の子どもが、という疑問は当然生じます。しかし、ムリに学校に留まることはとても大きな苦痛になることもあります。したがって、不登校が必要なときがある、そして、不登校は悪いことではない、ということをお伝えしたいと思います。</p>
<p> そのように考える理由はたくさんありますが、ひとつには、私自身の体験があります。私は小学生のころ、中学受験のため、塾に通っていました。塾ではスパルタ式の教育を受けました。「偏差値50以下は将来がない」と言われ、何時間も続く勉強合宿などもあり、強いストレスのなかで生活していました。</p>
<h4>自分にも向いた 差別意識</h4>
<p> 結果として受験にはすべて落ちてしまいましたが、本当につらかったのは、受験に落ちたことではありません。「勉強がうまくいかなければ人生がない」と思い込まされたことでした。勉強ができない人間はダメな人間だという差別意識が、受験を通して自分に生まれてしまったのです。</p>
<p> 差別は、他人に向けられることもありますが、自分自身にも刃を向けるんですね。受験に失敗した私は強い自己否定感を抱くようになりました。進学した公立中学校ではいじめに遭遇し、学校環境にもなじめず、すべてがうまくいかなくなりました。</p>
<p> 当時、号泣しながら「学校へ行きたくない」と言ったとき、母はただごとじゃないと思ったのでしょう、「わかった」と言ってしばらく休むことを提案してくれました。このとき、休むという選択をしたことが私にとって救いになったと思います。当時、「死にたい」と何度も感じるほど追い詰められていましたが、休むことによって状況は変わり始めました。</p>
<p> その後フリースクールに通い始め、現在の全国不登校新聞社に出会い、新しい道が開けたと感じています。休むことは、私にとって必要だったのです。</p>
<p> その後、私は多くの不登校経験者に取材をしてきました。彼らの進路は多岐にわたります。サラリーマンや主婦といった一般的な職業から、国会議員、八百屋の店長、キックボクサー、科学者など、思いつくかぎりの職業に就いている人がいます。現在では不登校を経験したあと、85%の人が高校へ進学しています。進学がすべてではまったくありませんが、不登校になったからといって、将来への希望が失われたわけではないのです。</p>
<p> また、文部科学省の不登校に対する方針が近年大きく変わってきました。2016年に成立された「教育機会確保法」を元に、2017年には学習指導要領の改訂が行なわれ、不登校というだけで問題行動と判断してはならない、学校復帰のみを求めるのではなく社会的自立を目指す、などの方針が加えられました。それ以前には「学校復帰」を重視していた文科省ですが、2019年には学校復帰を重視するとした過去の通知を廃止しています。 私だけでなく、多くの不登校経験者が現在は社会の一員として生きています。国の方針も変わってきました。したがって、不登校でもどうか安心してほしいのです。</p>
<h4>「行きたくない」限界のサイン</h4>
<p> 次に不登校の対応について触れたいと思います。</p>2024-03-12T04:20:14+00:00「私も不登校経験者でした」作家・森絵都がいま不登校をしている子どもに伝えたいこと
2024-03-12T04:23:23+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28517/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/6ce662e353b54d0f9c4e75a94f4bf4e5.jpg" /></p>
<p> 「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小説を数多く発表してきた森さんも、不登校を経験していました。森さんの半生、作品づくりで大切にしていること、そして不登校に悩む人へのメッセージなど、お聞きしました。</p>
<p>* * *</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――森さんは、どんな学生時代をすごしていたのですか?</strong></span></p>
<p> 中学校は私にとって「戦場」でした。学校全体が荒れていて、校内でタバコを吸うことはあたりまえ。先輩がガラスを割っていたり、グラウンドをバイクでグルグル走り回っていたり、もうやりたい放題(笑)。いじめも多く、集団でのいじめやグループどうしの対立など揉めごとが絶えず、巻き込まれないように、どうにか生き延びようと必死でした。それでも巻き込まれてしまうこともあり、戦いの日々が嫌になって、だんだん学校へ行かなくなりました。</p>
<p> 家で何をしていたかというと、私と同じように学校に疲れている友だちを呼んで一日中ダラダラしていました。そんな生活なので、勉強なんてほとんどしていませんでした。</p>
<p> 高校に入ると周囲も落ち着き、私も自分のペースを取り戻せるようになりました。アルバイトを始め、家と学校以外の居場所ができて楽しかったです。でもすぐに飽きてしまって辞め、また別のアルバイトを始め……をくり返していました。新しい職場に入ると、はじめは自分がいちばん新人になりますが、しばらくするとあとから入ってきた新人に指導する立場になるじゃないですか。私はそれが苦手だったんですよね。高校時代には14カ所くらいでアルバイトを経験しました(笑)。</p>
<p> アルバイトを次々と変えながら高校時代をすごし、3年生になっていよいよ進路を決めなければならないというときに、初めて危機感を覚えたんです。「これからもこんなふうにフラフラとしていたら、たいへんなことになる」と。 そして、よっぽど好きなことを仕事にしないと私の場合は続かない。一生、職を転々としながら放浪の旅を続けることになると焦り、真剣に「自分には何が向いているか」と考えました。</p>2024-03-12T04:23:23+00:00東京都で2万円、富山県で1万5千円 全国の自治体で広がるフリースクール利用料の補助のいま
2024-03-12T05:37:04+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28515/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/04be23d4e61248e88517a0c01860bbae.jpg" /></p>
<p> いま、フリースクールを利用する家庭に補助金を出すという動きが全国の自治体で拡がっているのをご存じでしょうか。月1万円から2万円を上限とし、なかには世帯収入による制限を設けない自治体もあります。最新の動きを追いました。</p>
<p>* * *</p>
<p> フリースクールに子どもを通わせている家庭に対し、利用料の一部を補助する動きが全国の自治体で拡がっている。</p>
<p> 東京都は1月、フリースクールに通う小中学生に対し、月2万円を支給する事業を来年度より実施すると発表した。東京都における22年度の不登校児童生徒数は2万9246人と過去最多。東京都は22年度、23年度において、フリースクールの実態調査に協力した保護者に対して1万円~2万円を協力金として支給していた。支給における要件などについては、6月上旬に公表するとしている。 申請開始は7月を予定しており、申請開始以前の利用料も補助の対象となる。</p>2024-03-12T05:37:04+00:00「カップ麺ばかり食べていて大丈夫?」不登校の子を持つ親の悩みに栄養士が答えます
2024-03-13T03:33:39+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28485/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/64a8367c03524f158fc939078d3f3d46.jpg" /></p>
<p> 不登校で家に居るわが子。学校で給食を食べなくても、せめて家で栄養のあるものを食べてほしい、というのが親の思い。でも、毎日のようにカップ麺・インスタントラーメンばかり食べている子もいて、親としては悩んでしまいます。そこで今回は、不登校の子を持つ親であり現役栄養士・めいめいさんに登場いただき、カップ麺・インスタントラーメンを食べることについてのさまざまな疑問に、栄養士として答えていただきました。(イラスト・今じんこ)</p>
<p>* * *</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>質問1</strong></span> カップ麺・インスタントラーメンは栄養バランスが悪いので、食べさせないほうがいいですよね?</p>
<p> 人の活動力になる大きな栄養素は3つ。「炭水化物」、「たんぱく質」、「脂質」です。この3つがないと人間は生きていくことができません。</p>
<p> カップ麺などでは、「炭水化物」と「脂質」の2つが満たされています。問題は「たんぱく質」ですので、それを補う食品を加えてみましょう。そっとチャーシューを添えてみてはいかがでしょうか。親は「食べてもこれならまだマシか」くらいの気持ちの余裕を持ちたいものです。</p>
<h4>食品添加物 悪影響は?</h4>
<p><span style="color: #008000;"><strong>質問2</strong></span> 食品添加物の悪影響が心配です。</p>2024-03-13T03:33:39+00:00「母のつくった弁当を駅のトイレで食べていた」不登校経験者が通学途中で経験した心のなかの戦い【全文公開】
2024-03-12T07:53:27+00:00motegiryogahttp://futoko.publishers.fm/editor/39/http://futoko.publishers.fm/article/28514/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/37ad5cfa1c2b46948469936dea9e3a5f.jpg" /></p>
<p> 通学途中、駅のトイレで母のつくった弁当を食べていた――。バスに乗って駅に向かい、学校へ行く道中の心の葛藤について、古川寛太さんが語ってくれました。</p>
<p>* * *</p>
<p> 冬の通学路が苦痛だった理由。まず、バスの発車時刻が決められていること。1限開始に間に合うためには毎日定刻のバスに乗らなければならない。今日は行けるのかどうかを葛藤している早朝に、明確なリミットを外部から定められていることが、当時とてもストレスだった。これが自転車で行くともうすこし融通が利く。「授業開始時刻」に加え「発車時刻」という自分で動かすことのできない数字の発生に、俺の頭はあっという間にキャパオーバーしていた。いまでこそ、そんなことでつまずいていたのかと驚くが、やはりあのころは明らかに容量が小さくなっていた。かんたんにパンクしてしまうほど、もろかったのだ。</p>
<h4>二重に発生する決断</h4>
<p> もうひとつ、この通学路のいやな点は、途中で駅を経由することである。これは「学校へ行く」という決断が二重に発生することを意味する。自転車で通う際、学校へ向かうためのこの「決断」は、家を出るか否かで成されていた。意を決して家を出てしまえば、すくなくとも学校の前まではなんとか気持ちを保てる。そこから校内に入れるかでまたひと悶着あるのだが今回は省く。これがバス登校に変わるとどうか。仮に家を出ることができても、バスが到着した駅から学校へ向かうまでで、もう一度同じ決断をしなくてはならないのである。これが本当に厄介で、学校や同世代の人間という恐怖の対象が近づいてきたことで、俺は駅で再び立ち止まってしまうことがよくあった。苦い薬を2回に分けて飲むようなものだ。3年間、駅構内で1日をすごした日が何十日もある。奥のほうにある人気のない多目的トイレで、母親のつくったお弁当を食べていた。</p>
<p> 何かのまちがいで学校へ行けてしまった日は、終業と同時にクラスの誰よりも早く校内を出た。逆に放課後に呼び出しをされた日には、クラスの誰よりも遅く校内にいた。そしていつだって家まで徒歩で帰っていた。定期券はあったが、それを使って早く家に帰ろうとは思えなかった。考えなければならないことがたくさんある。解決しなければならないことがたくさんある。気温は0度を下回り、しんしんと雪が降る夕闇のなかをゆっくり踏みしめていなければ、俺はやっていられなかった。もうすぐ進級ができなくなる、卒業ができなくなる。今積もっている雪が溶けるころには、取り返しのつかないことになる。そうして、1時間半かけ自宅に着くと1日が終わった。また何も進まないまま、雪溶け水で靴下が濡れる。冬は嫌いだ。(つづく)</p>2024-03-12T07:53:27+00:00『不登校新聞』のおすすめ
2024-03-11T09:10:30+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28513/<p> 『不登校新聞』をご購読くださりありがとうございます。『不登校新聞』に掲載した広告を紹介します。</p>
<p> 『不登校新聞』では、広告先の団体や学校を調査したうえで、代表理事の私が面談を行ない、不登校の人や親にとって有益だと思えた場合のみ広告を掲載しています。つまり以下で紹介する広告は『不登校新聞』のおすすめの団体です。</p>
<p> ぜひご活用いただき、感想やご意見をいただけますと幸いです。</p>
<p>NPO法人全国不登校新聞社 代表理事・石井志昂</p>
<p><a href="https://nursery.cocofump.co.jp/miraigate/" target="_blank" rel="noopener nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/42d25eff5eed4afa947fda75abe3d1de.png" width="1082" height="715" /></a><br /><a href="https://nursery.cocofump.co.jp/miraigate/" target="_blank" rel="noopener nofollow">みらいゲート</a></p>
<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/af47e541292540dc9d2919cf24f245fa.png" width="849" height="551" /><br /><a href="https://ameblo.jp/chikyunoie/theme-10116042204.html" rel="nofollow">松戸まなビーバー</a><br /><a href="https://ameblo.jp/chikyunoie/theme-10114299149.html" rel="nofollow">葛飾まなビーバー</a></p>
<p><a href="https://yomeruba.com/feature/ehon/yoshitake-shinsuke/mementomori.html?utm_source=newspaper&utm_medium=QR&utm_content=mementomori_230901_futoukounp&utm_campaign=mementomori" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/5415eb1331f5483887d95710e0616266.jpg" /></a><br /><a href="https://yomeruba.com/feature/ehon/yoshitake-shinsuke/mementomori.html?utm_source=newspaper&utm_medium=QR&utm_content=mementomori_230901_futoukounp&utm_campaign=mementomori" rel="nofollow">KADOKAWA</a></p>
<p><a href="https://fujimino-spica.net/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/2ff86f43749e48689fd54ca5fce63f02.jpg" /></a><br /><a href="https://fujimino-spica.net/" rel="nofollow">スピカ</a></p>
<p><a href="https://bit.ly/3XD80th" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/46a1e9784fad4b32add63ebd94ea2f7b.jpg" /></a><br /><a href="https://bit.ly/3XD80th" rel="nofollow">branch</a></p>
<p><a href="https://www.ys-shinagawa.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/b58f05672bae42ae9103d6a5dca25aea.png" /><br />フリースクール「ワイズアカデミー」</a></p>
<p><a href="https://pegasus-job.com/homeworker/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/04acdd4cf1da48f3b64dc3c9aa7ed878.png" /></a><br /><a href="https://pegasus-job.com/homeworker/" rel="nofollow">一般社団法人ペガサス</a></p>
<p><a href="https://sazareishi.work/" target="_blank" rel="noopener nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/2d34e1dd99cd4634aab47bc3704a0f68.png" /></a><br /><a href="https://sazareishi.work/" target="_blank" rel="nofollow noopener">さざれいし</a></p>
<p><a href="https://beans-n.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/067cf008ddfb4e618cb48ee4585cd06d.jpg" /></a><br /><a href="https://beans-n.com/" rel="nofollow">びーんずネット</a></p>
<p><a href="https://books.shufunotomo.co.jp/book/b10024202.html" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/7168b34a7c3942099832133bd8c0ddbd.png" /></a><br /><a href="https://books.shufunotomo.co.jp/book/b10024202.html" rel="nofollow">主婦の友社</a></p>
<p> <a href="https://comi-edu.jp/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/98dcce191f2b4e36a9d6a547110c437b.jpg" /></a><br /><a href="https://comi-edu.jp/" rel="nofollow">株式会社コミックエージェント</a></p>
<p><a href="https://note.com/chatty_english" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/fdd1ba99897640e79c425cd09319b3e7.jpg" /></a><br /><a href="https://note.com/chatty_english" rel="nofollow">おしゃべり英会話スクールオンライン「チャッティ」</a></p>
<p><a href="https://minamifuji.com/roof-meister-school/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/6b577ac6b56f4130a539faa0d0057965.png" /></a><br /><a href="https://minamifuji.com/roof-meister-school/" rel="nofollow">屋根職人養成プログラム「ルーフマイスタースクール」</a></p>
<p><a href="https://a-teleworkers.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/e0dc6ea283a34e2db17c30d37dad4d47.png" /></a><br /><a href="https://a-teleworkers.com/" rel="nofollow">就労移行支援「テレワーカーズ柏」</a></p>
<p><a href="https://niben.jp/kodomo_sns.html" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/1bc6a89d917c4ecea9020dd2019a2559.png" /></a><br /><a href="https://niben.jp/kodomo_sns.html" rel="nofollow">東京第二弁護士会</a></p>
<p><a href="https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008397.html" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/a00525c002104e4e98b33069097cd2b0.jpg" /></a><br /><a href="https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008397.html" rel="nofollow">ポプラ社</a></p>
<p><a href="https://www.progra-master.com/hk/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/32ed6bc0700d4addb006a2133dd791d8.jpg" /></a><br /><a href="https://www.progra-master.com/hk/" rel="nofollow">プログラミング講座 ひきこもりサポート特別コース</a></p>
<p><a href="https://surala.form.kintoneapp.com/public/5ba6ae246db2bb10455dd849745b8d2a662df38d9e8e6824fe76be0dedf31bbd" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/c7f534b254d84e4bb8658b3f1e0b69cb.jpg" /></a><br /><a href="https://surala.form.kintoneapp.com/public/5ba6ae246db2bb10455dd849745b8d2a662df38d9e8e6824fe76be0dedf31bbd" rel="nofollow">無学年式オンライン教材「すらら」</a></p>
<p><a href="https://www.hokusei-y-h.ed.jp/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/12baa95daec448b0af95a3d3c04db5fc.png" /></a><br /><a href="https://www.hokusei-y-h.ed.jp/" rel="nofollow">北星学園余市高等学校</a></p>
<p><a href="https://tokyo-yagaku.jp/lp-common/?utm_source=futoko-shinbun&utm_medium=qr&utm_campaign=ad_2022-06" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/1c027bcbd87d4635914de63f147d08b6.jpg" /></a><br /><a href="https://tokyo-yagaku.jp/lp-common/?utm_source=futoko-shinbun&utm_medium=qr&utm_campaign=ad_2022-06" rel="nofollow">個別指導塾&家庭教師「キズキ」</a></p>
<p><a href="https://gakusapo.nponemo.net/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/b3ede93c04e74219a3de2b948fc3d506.png" /></a><br /><a href="https://gakusapo.nponemo.net/" rel="nofollow">フリースクール「ネモ」</a></p>
<p><a href="https://gifted-creative.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/a530937dd46343859f1f46165785f597.png" /></a><br /><a href="https://gifted-creative.com/" rel="nofollow">就労支援団体「Gifted Creative」</a></p>
<p><a href="https://school-tsubasa.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/73d1dc663d4848c5887157437e596c44.jpg" /></a><br /><a href="https://school-tsubasa.com/" rel="nofollow">フリースクール「つばさスクール」</a></p>
<p><a href="https://www.korandom.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/9e966777eb6341dcbe54d5a277b707e0.png" /></a><br /><a href="https://www.korandom.com/" rel="nofollow">フリースクール「こらんだむ」</a></p>
<p><a href="https://www.terakoyahoujyousha.com/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/08eddba1527c43de9ecb146aa4a47eae.png" /></a><br /><a href="https://www.terakoyahoujyousha.com/" rel="nofollow">フリースクール「寺子屋方丈舎」</a></p>
<p><a href="https://iflab.education/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/07da938ee6624336aceb95f07170f41b.png" /></a><br /><a href="https://iflab.education/" rel="nofollow">東京都三鷹市のフリースクール「IFラボ」</a></p>
<p><a href="https://yurayura.org/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/acf55764d7a248d89ee5e997145c9c15.jpg" /></a><br /><a href="https://yurayura.org/" rel="nofollow">かけい臨床心理相談室</a></p>
<p><a href="http://www.esperanzahp.jp/" rel="nofollow"><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/f243491df09a46a287bb38234d3713f8.jpg" /></a><br /><a href="http://www.esperanzahp.jp/" rel="nofollow">フリースクール「箱崎自由学舎 えすぺらんさ」</a></p>2024-03-11T09:10:30+00:004月5日開催オンラインイベント「思春期の子の親が知っておきたいこと」
2024-03-11T08:45:01+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28509/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/8bb59b893d8b462ba73837b194ce1e37.png" /></p>
<p> 「思春期」について学ばれたことはありますか。思春期と言えば「高校生」だと思われがちですが、小学校高学年ごろからスタートします。親からの自立を目指して試行錯誤する思春期は、心も大揺れに揺れます。子どもが学校を行きしぶったり、不登校だったりするとその揺れはよけいに大きくなるもの。</p>
<p> 保護者だとは言え、周囲だって疲れます。しかし、心理学の世界では積み上げてきた知見があります。思春期に起きる心理の構造とはどんなものなのか。思春期に必要な支援のあり方をなにか。思春期の子を持つ親に向け、わかりやすく公認心理士・緒方広海さんに解説いただきます。思春期について学び、今より一歩、深い子育て観を得てみませんか。</p>
<p>日 時 2024年4月5日13:30時~15時<br />登 壇 緒方広海さん(公認心理師/臨床心理士)<br /> 石井しこう(不登校新聞社代表/聞き手)</p>
<p>【申込方法】<br />「親コミュ」参加者限定イベントです。下記の概要を参照のうえお申込ください。</p>
<p>料 金 月額1000円(税込・初月無料)<br /> ※クレジットカード決済のみ</p>
<p>・親コミュは不登校の親専用コミュニティです。<br />・メッセンジャーアプリ「LINE WORKS」に招待。<br />・スマホのアプリからいつでも利用できます。<br />・不登校の子を持つ親と交流も可能。<br />・不登校新聞社代表/スタッフと話せます。</p>
<p>詳細・申込はこちら <a href="https://www.futoko.org/event/" rel=" nofollow">https://www.futoko.org/event/</a></p>2024-03-11T08:45:01+00:00不登校・ひきこもり 相談先・親の会一覧
2024-03-11T08:52:29+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28510/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/c081d7ca03a4437ebe97a740724c6418.jpg" /></p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>北海道函館市、北海道渡島・桧山地方</strong></span><br /><strong>登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会</strong></p>
<p> 1993年に発足し、月例会と会報発行(年4回)、講演会などの市民向け啓発活動を続けています。保護者(最近は祖父母の参加も増えています)どうしが気軽に語り合える場です。理解のある教員や福祉関係者も参加し貴重な情報を伝えてくれる場合もあり、函館市教育委員会や函館市社会福祉協議会とも連携しています。2021年度の会員は112名です。(野村)</p>
<p><a href="http://akashiyakai.starfree.jp/">http://akashiyakai.starfree.jp/</a><br />連絡先:TEL 090-6261-6984/tnomura@sea.ncv.ne.jp<br />定例会の場所:函館市総合福祉センターあいよる21(北海道函館市若松町33-6)<br />定例会の日時:毎月第3日曜日13時半~16時/参加費:200円(年会費1000円)</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>北海道函館市亀田本町</strong></span><br /><strong>函館ホッと親サロン</strong></p>
<p> 私たちのサロンでは、不登校、発達障害、HSP、就労について…とさまざまな困難を抱えた保護者さんが相談できるようにと活動しています。おたがいにつらい経験をしてきたお母さんたちばかりなので安心して参加してほしいと思います。(土谷)</p>
<p>連絡先:TEL 0138-43-6320/2ykr14@gmail.com<br />定例会の場所:函館市亀田交流プラザ(北海道函館市美原1-26-12)<br />定例会の日時:毎月第1・3木曜日午後/参加費:300円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>千葉県船橋市</strong></span><br /><strong>不登校に学ぶ船橋の会</strong></p>
<p> 1996年に発足しました。経験者の青年と教師と親で話し合いを持ちます。全国でも先生が参加される会はすくないと思います。また経験者の青年の話を聞くと、悩みのなかにおられる方にはヒントになることもあるかもしれません。親のつらさや心配ごとも、いっしょに考えましょう。子どもの立場を尊重する、ことを大事にしています。(山口)</p>
<p>連絡先:TEL 047-422-3708<br />定例会の場所:船橋市勤労市民センター(船橋市本町4-16)<br />定例会の日時:第3土曜日 (8月休み)/参加費:無料</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>神奈川県横浜市</strong></span><br /><strong>宇宙船(不登校から学ぶ会)</strong></p>
<p> 不登校・ひきこもりをしている子どもたちの心の声に耳を傾け「不登校とは何か」「ひきこもりとは何か」を考え、学びながら支え合い、成長することを目指しています。親や当事者で悩みを話し合うことで、悩んでいるのは自分ひとりではないとほっと心に余裕ができ、元気に家へ帰れるような例会をいつも目指しています。不登校・ひきこもりに関心のある方ならどなたでも参加できます。いらしたみなさんが安心してすごせる場であることを大切にしています。お気軽にご参加ください。(片山)</p>
<p><a href="https://uchusen.jimdofree.com/">https://uchusen.jimdofree.com/</a><br />連絡先:TEL 090-9370-7561/uchusen1@gmail.com<br />定例会の場所:横浜市健康福祉総合センター(神奈川県横浜市中区桜木町1-1)<br />定例会の日時:毎月第2日曜日(8月は休み)/参加費:200円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>岐阜県可児市</strong></span><br /><strong>うさぎの会</strong></p>
<p> 不登校の親の当事者が主催する共感の場です。休眠していましたが2022年10月から場所と時間を変えて再開いたします。経験者どうしで語り合い、情報交換しながら子どもの未来を考えます。親だけで抱え込まず、お気軽にお越しください。(寺尾)</p>
<p><a href="https://ameblo.jp/usg0574/">https://ameblo.jp/usg0574/</a><br />連絡先:090-4798-0220/shimarisu.7-2koumiya@docomo.ne.jp<br />定例会の場所:岐阜県可児市中恵土2302-1-305<br />定例会の日時:毎月第3土曜日13時~15時/参加費:200円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>オンライン</strong></span><br /><strong>じゅえるのおしゃべり会</strong></p>
<p> じゅえるのおしゃべり会は、不登校や思春期の子をもつママたちが安心しておしゃべりできる場です。ただただ、おしゃべりしたり、ただただ、話しを聴いたり……。話しをするだけで、気持ちが軽くなった! そんな経験ありませんか? 終わったあとは、なんだか笑顔になれる。そんな場所を目指しています。いっしょに悩んだり、笑ったり、泣いたり、気楽に参加できる場所「じゅえるのおしゃべり会」にぜひ、お越し下さい。地域問わずご参加頂けます。(喜多)</p>
<p><a href="https://qeq32.hp.peraichi.com">https://qeq32.hp.peraichi.com</a><br />連絡先:kr3116ky2992@gmail.com<br />定例会の場所:オンライン<br />定例会の日時:毎月第4土曜日20時半~/参加費:無料</p>2024-03-11T08:52:29+00:00全国不登校新聞社、臨時社員総会を開催
2024-03-11T09:00:56+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28511/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/89c21d486a1f4157a54e0bed30d46b87.jpg" /></p>
<p> 2月29日(木)に行なわれたNPO法人全国不登校新聞社の臨時総会において、6つの議題が可決されました。</p>
<p> 可決された議題は①新聞発行など主たる事業を他団体に譲渡すること(団体名は正式な合意書締結後に公表)、②紙版『不登校新聞』は5月15日号をもって配信停止、2月29日より新規申込は停止、③「不登校ラボ」事業の停止、④2024年内でNPO法人全国不登校新聞社は解散、⑤WEB版『不登校新聞』発行、『親コミュ』運営は譲渡後も引き続き継続、⑥『不登校新聞』編集長に石井しこうが就任、以上の6点です。</p>
<p> 読者や関係者のみなさまには突然のご報告となり、もうしわけありません。経緯をご説明いたします。コロナ禍の4年間、『不登校新聞』は発行部数を減らし続けました。職員もただ待っていたのではなく、思いつくかぎりの手は打ってきましたが、日々の落ち込みは激しく、次年度も通常どおり運営をすれば多額の赤字を抱えます。このままでは、新聞と親コミュも廃止せざるをえませんが、他団体に事業を譲渡し、事業を存続させる道を選択しました。譲渡先は正式な合意書が締結されたのち公開いたしますが、譲渡後も『不登校新聞』の文化を何一つ損なわずに事業を続けていく予定です。</p>
<p> 一方で紙版発行は、あらゆる材料費が高騰するなか、あきらめざるを得ませんでした。5月15日号をもって紙版配信は停止し、みなさまから6月1日以降分としていただいた購読料は本日より返金させていただきます。</p>
<p> はなはだ勝手なお願いではありますが、どうかみなさまには紙版からWEB版への移行をお願いします。セキュリティの問題で紙版からWEB版への自動移行はできません。移行する場合は、WEB版への新規お申し込みが必要です。契約初月を含め翌月まで購読料無料ですのでどうぞご利用ください。</p>
<p> 最後になりましたが、代表理事の私も、編集長として変わらぬ情報発信に尽くしてまいります。どうか日本で唯一の不登校専門紙を購読というかたちで、今後も、みなさまには守っていただきたいと願っております。(NPO法人全国不登校新聞社代表理事・石井しこう)</p>
<h4>臨時総会の議決事項</h4>
<p>①新聞発行など主たる事業を他団体に譲渡すること(団体名は正式な合意書締結後に公表)<br />②紙版『不登校新聞』は5月15日号をもって配信停止、2月29日より新規申込は停止<br />③「不登校ラボ」事業の停止<br />④2024年内でNPO法人全国不登校新聞社は解散<br />⑤WEB版『不登校新聞』発行、『親コミュ』運営は譲渡後も引き続き継続<br />⑥『不登校新聞』編集長に石井しこうが就任</p>2024-03-11T09:00:56+00:00「ふつうの人生」から落ちこぼれないために必死だった俺の高校時代【全文公開】
2024-02-27T06:25:53+00:00motegiryogahttp://futoko.publishers.fm/editor/39/http://futoko.publishers.fm/article/28454/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/37ad5cfa1c2b46948469936dea9e3a5f.jpg" /></p>
<p> </p>
<p> 進むも地獄、戻るも地獄だった――。そう語るのは、高1で不登校になった古川寛太さん。毎年のように留年の崖っぷちにいたという古川さんに当時の葛藤を率直に書いていただきました。</p>
<p>* * *</p>
<p>俺は日本海に面する雪国の出身だ。「今年は12月に入ってもあまり雪が降らないな」と油断していると、たいてい年明けには大雪になる。朝や夕方になると道が大渋滞するのも、小さいころから見慣れた光景だ。</p>
<p> 地元の高校で3年間不登校していた俺のところにも冬はやってきた。布団から出たくない理由が1つ増える季節。寒いのはきらいだ。いつまでたっても適応できない。学生の冬といえば、進級や進学に向けてラストスパートのかかる時期である。同級生が新たな環境を目指して駆け出していくなか、俺はいよいよ迫りくるリミットから逃げ隠れていた。</p>
<p> 進級の条件や卒業後の進路など、親や担任からの耳をふさぎたくなる話が時を経るごとに大きくなってくる。校内に貼ってあった「センター試験まであと84日!」という紙を見て、そのまま家に帰ったこともある。</p>
<p> 社会全体が寄ってたかって俺の首を絞めてくる。直視したくないし、してみたところで10代の未熟な俺には能力的にも精神的にも、大したことはできない。進むも地獄、退くも地獄だった。問題が身体を押しつぶすように膨張している感覚を、俺は今でも寒さとともに思い出す。やはり、寒いのはきらいだ。</p>
<h4>「ふつうの人生」から落ちこぼれないため</h4>
<p> そもそも、毎年留年の崖っぷちにいたため、その先の進路なんて夢のまた夢の話だった。学校から何かを得ようとする余裕もなく、好きなものや目指すものも見いだせず、ただ「ふつうの人生」から落ちこぼれないことだけを考えて、必死でそこにしがみつくように通っていた。寒さで手がどれだけかじかんでいても、「それ」から手を放すことは文字通り「死」を意味する。冷たい校舎を俺は、絶対につかんでいなければならなかった。</p>
<p>冬がつらい理由はこれだけではない。ふだんは自転車に乗って登校していたのだが、雪が降ってしまうとそれができない。氷でタイヤが滑ってしまうからだ。氷壁によって狭くなった車道に落ちてしまうと一巻の終わりである。</p>
<p> 地域の学生は降雪の時期になるとそろそろとバスや電車、車送迎での登下校に切り替える。家から学校まで7キロほどあった俺も、リミットから逃れるためにしぶしぶ登校していた。近所の停留所から駅までバスで20分、そこから徒歩5分で学校へと着く。この「季節限定」の通学路もまた、俺にとって大きな冬の難敵となった。(つづく)</p>2024-02-27T06:25:53+00:00「辞め方を知っておけば怖くない」アルバイトを始める前に知っておきたい5つのコツ
2024-02-27T06:31:04+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28420/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/ea113a9ccbb14954b51ecd276e538b7b.jpg" /></p>
<p> 「アルバイトを始めようかな、でもどうしたらよいのだろう」。4月から高校1年生年齢になる不登校の子どものなかには、アルバイトを始めようという気持ちが芽生えます。しかし、焦る気持ちが先走ってしまうと、うまくいかないこともあります。「不登校からのアルバイト」をめぐり、子どもの不安をやわらげ、失敗しないために必要な5つのコツを紹介します。</p>
<p>* * *</p>
<p> 4月から高校1年生年齢になる不登校の子どもにとって、大きな選択肢が1つ増えます。それはアルバイトができるようになること。「不登校からのアルバイト」という一歩を踏み出す際、子どもはもちろん、親としても押さえておきたい5つのコツをご紹介します。</p>
<h4>辞め方を知る</h4>
<p> 1つ目のコツは、アルバイトの「辞め方を知ること」です。「始める前になぜ?」と思われるかもしれませんが、これこそが非常口の確保につながります。もしもに備えて辞め方を知っておくことが、子どもの不安をやわらげるために必要な事前準備です。本紙で取材してきた不登校経験者が実体験を通じて培ってきた「アルバイトの辞め方」のポイントは2つ。「辞めると切り出すタイミングは2週間前でOK」、「辞める理由はポジティブなものを事前に考えておく」というもの。後者については、進学や資格試験に挑戦などがあります。</p>
<h4>現場を見る</h4>
<p> 2つ目のコツは、アルバイトの候補先を絞り込んでいく際、その候補先を「自分の目で見ておくこと」。求人誌やネットに書かれている情報だけを鵜呑みにせず、実際に見に行き、そこで働く人たちの雰囲気などを事前にチェックしておくことが重要です。「接客業なんて無理」と考えていた不登校経験者のAさんは、近所のスーパーを実際に見に行き、働く人たちのようすを見て「ここならば、と決心した」と言います。</p>
<h4>自宅からの距離</h4>
<p> アルバイト先が自宅から近いことは便利な反面、デメリットもあります。もしも、選んだバイト先が自分に合わずに辞めてしまった場合など、プライベートで行きにくくなることがあります。また、バイト先の人と街中でばったり会うなんて可能性を恐れるあまり、子どもの行動範囲が狭まってしまいかねません。自転車で30分、電車で2駅~3駅など、自宅からやや遠いと感じるバイト先を選ぶのが、3つ目のコツです。</p>
<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/fe156231c78b4f00b383c5f6c0f15a10.jpg" /></p>
<h4>空白より大事</h4>
<p> いざ、バイトの面接となると、履歴書の提出を求められることが多々あります。その際、年齢によっては履歴書に空白期間があることを気にする不登校経験者もすくなくありません。若者サポートステーションという就労支援団体の相談員を15年以上務めてきた岡本圭太さんによれば、「大事なことは『いかに空白を埋めるか』ではなく『この人ならうちで働けそうだなと面接官に思ってもらうこと』である」とのこと。子どもは「不登校だった、職歴がない」など、自分の過去にばかり目が向きがちですが、面接官は「未経験からでも仕事をおぼえられそうか」といった未来を見ているからです。この点を知っておくことが4つめのコツです。</p>
<h4>まずは週2日</h4>
<p> 最後のコツは、シフトの出し方です。いざバイトが決まった際、つい大量のシフトを出したくなるかもしれませんが、まず大事なことは働く体力を身につけること。バリバリ働きたい気持ちがあっても、働く体力が身についてないと、そのギャップにしんどくなってしまう場合があります。まずは週2日ぐらいから始め、力の抜きどころがわかってきたところで、日数を増やせばよいのです。</p>
<p> バイトの辞め方を事前に考え、バイト先を慎重に選び、面接に臨む。アルバイトを始めることの不安をゼロにすることは難しくとも、一連の流れにおける事前準備をしておくことが、一歩を踏み出す際の後押しになります。(小熊広宣)</p>2024-02-27T06:31:04+00:00「楽しくてやってるわけじゃない」子どもがゲーム・ユーチューブに熱中する本当の理由
2024-02-21T07:56:19+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28418/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/be0d2eae69ed406baf378873291b181c.jpg" /></p>
<p> 「勉強したらどう?」、「せめて規則正しい生活を」。スマホやゲームに熱中する不登校の子どもを前に、叱りたくなる親はすくなくありません。そもそも、子どもはなぜスマホやゲームに熱中するのか。フリースクールでそうした子どもたちと日々接している土橋優平さんが理由を解説します。</p>
<p>* * *</p>
<p> 「子どもが1日ずっとゲーム、ユーチューブばかりで困っています」という相談を受けることが多くあります。</p>
<p> 親御さんとしては「学校は無理して行かなくていい」と思う一方で、「せめて勉強をしてほしい」、「生活リズムだけは崩さないでほしい」という思いもあるなかでの悩みでしょう。私はフリースクールを運営しており、同じような状態にある子どもも大勢います。そんな子どもたちに私がどのような考えのもと、関わっているかについてお話しいたします。</p>
<p> 不登校経験者のAさんは当時、学校へ行くことができず、毎日のようにスマホをいじっていたといいます。それを見た母親から言われたのはこの一言。</p>2024-02-21T07:56:19+00:0014年の心理士経験を経てわかった「学校へ復帰するよりも大切なこと」
2024-02-21T05:49:16+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28417/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/205891c40c554d63b4130802c53231c5.jpg" /></p>
<p> 小学生で不登校を経験し、現在は臨床心理士として活躍する伊藤かおりさん。14年間の心理士経験のなかで、不登校の親子に何度も会ってきたと言います。今回は不登校の親に伝えたいことを書いていただきました(※写真は伊藤かおりさん)。</p>
<p>* * *</p>
<p>私は小学生のころに、摂食障害をきっかけに不登校になった過去があります。そのため、不登校については、ひときわ大きな思いいれがあります。当時、精神科でカウンセリングを継続的に受けることができ、約1年後には学校へ行けるようになりました。このように心理的援助を受け、救われた経験から、中学生のころに「心理職を目指そう」と決め、現在にいたります。</p>
<p> 心理士として約14年間、行政、教育、福祉分野を中心に仕事をしてきましたが、どの分野で仕事をしていても、かならず不登校の子に出会います。また、元不登校の大学生や成人の方のお話を聞く機会も多いです。</p>
<p> 不登校経験者であっても、さまざまな経過をたどって、ご自身に合うスタイルを見つけ、社会のなかで生きている方と接していると感じることがあります。不登校の時期に大事なことは、かならずしも学校に復帰させることではなく、「どんな援助を受けるか、どれだけ子どものことを周囲が理解するか」だということです。</p>
<p> そんな、元当事者でもあり、心理の専門職でもある私が、今不登校の子どもを持つ保護者の皆さんに伝えたいことがあります。</p>2024-02-21T05:49:16+00:00「構造を変えるよりも明るく逃げよう」絵本作家・五味太郎が語る歪んだ社会から逃げることの大切さ【全文公開】
2024-02-21T08:00:03+00:00motegiryogahttp://futoko.publishers.fm/editor/39/http://futoko.publishers.fm/article/28421/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/a9dc5fc665ad4940859f8a8be113cd1e.jpg" width="812" height="541" /></p>
<p> 「この歪んだ社会では『逃げること』以外に貫ける正義はないよ」。『みんなうんち』、『きんぎょがにげた』などの絵本で有名な絵本作家・五味太郎さんはそう語ります。五味さんの言う「社会」、「逃げる」とはどういうものなのか。不登校経験者がお話をうかがいました(※写真は五味太郎さん)。</p>
<p>* * *</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――よろしくお願いします。今日は不登校について、お話をうかがいたいと……。</strong></span></p>
<p> 俺ね、今は基本的に、こういうインタビューを受けなくなったんだ。相手に悪いから無下に断るわけにもいかないけどね。20年~30年前の、娘が高校生くらいまでの時期は、学校についてよく考えていたよ。すごく興味が湧いて、『大人問題』や、『じょうぶな頭とかしこい体になるために』などの本にも書いた。いろいろなところに呼ばれて、講演会もずいぶんやったんだ。</p>
<p> 「学校ってヘンだよね」という話をすると、みんなが盛り上がってくれて、その場では賛同してくれる。だから「こんなに反響があるなら、学校のシステムも変わっていくのかな」と期待していたんだ。だけど何十年か経っても、基本構造はなんにも変わっていない(笑)。</p>
<p> システムそのものを解体してしまったら、困る人が出てくるからだろうね。学校業界がなくなったら、雇われている先生たちとか、教科書をつくっている出版社の人とかが、食べていけなくなるわけだろう。</p>
<p> 物事を深く考えられない人は、「誰かが悪意を持って、悪さをしている」と発想する。だけどひとつひとつの問題で犯人探しをしても、意味がないんだ。結果として「悪」ではあっても、悪意はない。歪んだ社会構造そのものが変わらないかぎり、学校業界の歪みも解決できないよ。</p>
<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/98b9aff75abd45bbaf68b738a056ed7a.jpg" width="293" height="440" /><br /><span style="color: #ff6600;">五味太郎さん</span></p>
<h4>学校は子どものニーズに応えて</h4>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――学校のどのようなところが、歪んでいるのでしょうか?</strong></span></p>
<p> 「やっていれば儲かる」という業界の構造が、もう歪んでいるよね。学校って、子どもに対するサービス業的な観点がまるでないだろう。仮に、「週5日通わないといけない定食屋」なんてものがあったら、いくらでも儲かるじゃないか。店を開けているだけで、かならず客がやって来る。来ない客がいたら、「客のほうがおかしい」なんてな(笑)。学校は「来ないと卒業させないぞ」と言って、子どもを脅しているわけだろう。商売だったらありえないよね。</p>
<p> 町なかで経営している塾は、子どもにちゃんとサービスをしている。授業に出られない日があったら、その日の授業内容を子どもにメールしているんだ。学校だって、子どものニーズに応えないといけないよ。</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――学校の構造が歪んでいても、子どもはガマンして通うしかないのでしょうか?</strong></span></p>
<p> 構造をドライに理解して、合わせていくしかないだろう。それがほとんど結論だよ。俺の友だちには優秀な奴が多くて、役人をやっていたり、大きな会社で出世していたりする。そういう奴は、やっぱり社会の構造をよく理解していると思うね。</p>
<p> 組織に「使われる」のではなくて、自分が組織を「使う」ことを考えている。「好きな車をつくりたい」と思っても、自分1人でつくるのはたいへんだ。だけど自動車会社に入って、整備工場やデザインの部署を利用すれば、車づくりができる。子どもも、構造を理解して学校を「使う」べきだよ。</p>
<h4>制度を利用する という気持ちで</h4>
<p> 「学校がまともだ」という前提に立っているから、「学校へ行っていない自分はおかしい」なんて悩み方をするんだ。おかしな社会のなかで、大人たちだっておかしくなっている。学校制度を否定して、別の生き方をしようとする人もいるけど、それだと面倒くさいことが増えてしまう。</p>
<p> 何かしたいことが出てきたときに、中学卒業の学歴が必要なこともあるだろう。そういう仕組みになっているわけだから、「だったらまあ、卒業しておくか」でいいんじゃないか。</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――私は不登校だったので、中学校も「卒業できないかもしれない」と思い、不安でした。</strong></span></p>
<p> いや、「卒業できないかも」なんて悩む必要はないんだ。義務教育は、卒業したければできるんだよ。俺の娘が小学校へ行かなくなったときは、校長が理解のある人だった。</p>
<p> 娘に向かって、「私にはあなたの成長を見守る義務がある。だからときどきはちゃんと報告してね」と言われた。毎日学校に通う必要はないんだ。勉強は家で俺や母ちゃんが教えるし、たまに「元気でやっています」と学校に伝えた。中学に入ってからも同じやり方だ。教育委員会にも伝えて、ちゃんと承諾の文章ももらった。それでいいんだよ。</p>
<p> 「学校に来ないと落第させるぞ」なんていうのは、子どもを管理するための脅しにすぎない。公立の中学校が子どもを卒業させなかったとしたら、それは完全に憲法違反なんだ。</p>
<p> 憲法26条には、すべての国民が、「ひとしく教育を受ける権利を有する」と書かれている。子どもが学校へ行かないことは、単に権利を放棄しているだけであって、義務の不履行ではない。教育を仕事にしている人でさえ、26条を知らないよね。さらに言うと、子どもの側も「自分にどんな権利があるか」を調べていない。26条を読んでごらんよ。</p>
<h4>俺の絵本は全部が「今」</h4>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――たしかに権利については、あまり考えていませんでした。まわりの人とちがう生き方をしていると、将来のことが不安になって、冷静に考ることができなくなってしまうんですよね。</strong></span></p>
<p> そういえば若い友だちから「五味さんの絵本は、つねに『今』なんです」と言われたことがある。言われてみれば、たしかに俺は「将来どうするか」を考えていない。過去もどうでもいい。興味の対象が、全部「今」なんだ。</p>
<p> 描いているときは、「前のページはこうだったから、次のページではこうしよう」なんていう、因果関係で捉えていない。描いている途中で、ふっと思いついたアイデアが、そのときそのときでかたちになっていく。</p>
<p> 子どもも、興味がずっと「今」に向かっているだろう。外を走りまわっていて、ふと地面を見たらアリがいた。そうしたらしゃがみ込んで、そのアリを見る。アリが葉っぱを運んでいるとか、穴のなかに入ったとか、すぐに関心が移っていく。ずっと「今」に興味があるんだ。</p>
<p> 「今」に夢中の子どもを、学校は社会化させて「将来」を考えさせている。中学生がなぜあれほど退屈な勉強を毎日しているかといったら、「いい高校に入るため」だろう。それで高校に入ったら、次は「いい大学に入るため」の勉強だ。それでいい大学に入ったら、今度は「いい会社に入るため」にがんばって、就職したら「老後のため」に備える。「将来のため」の生き方を、学校によって指導されているんだ。子どもたちは、どこまでいっても「今」を生きることができない。</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――学校へ行くことで、大切なことを見失ってしまうのでしょうか。</strong></span></p>
<p> 文科省がしている初等教育のカリキュラムって、本当にムダだと思う。科目の設定が不思議だし、今の時代にも合っていない。からだの話とか食べ物の話とか、大事なことを教えていないだろう。</p>
<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/4b0ba4b1e1e0440687b372eb35af1eae.jpg" width="855" height="570" /><br /><span style="color: #ff6600;">五味太郎さん</span></p>
<h4>大事なことは 学校で学ばない</h4>
<p> そもそも必要なことは、学校で学んでいないよな。たとえば「絵本を読む力」は、どうやって学んだのかな? 絵本を本質的に読めているのは、じつは大人ではなくて、ガキのほうなんだよ。</p>
<p> 『きんぎょがにげた』という絵本でいえば、「実際の金魚と、五味太郎が描いた金魚がちがう」ということを、ガキはちゃんとわかっている。水のなかにいる金魚が、水槽から逃げるのはヘンだろう。だけど大人たちは、それが読めていないんだ。家で飼っている金魚も、五味太郎が描いた金魚も、全部同じ「金魚」だと混同する。大人に「絵本を読む力」がないわけ。</p>
<p> だから俺は、講演会か何かで話したときに、「読み聞かせをやめてくれ」と言ったんだ。そうしたら、その会場は読み聞かせをする大人たちが集まっていた場所だったから、シーンとなってしまった(笑)。</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――『きんぎょがにげた』はとても有名ですが、五味さんにとって、「逃げる」とはどのような意味なのでしょうか?</strong></span></p>
<p> 俺は「逃げる」ことを、かなり意識的に考えている。社会的に「逃げる」という意味でいうなら、「非国民」という非難を、甘んじて受けいれちゃうこと。歴史的に見て、国が「戦争です」と言ったら、戦争へ行く人がいっぱいいたわけでしょう。「お国のために」と行って、お母さんたちも子どもを兵隊に送り出していた。歪んだ社会の、歪んだ構造のなかで、みんなが選択してやっていたわけ。</p>
<p> 俺はその仕組みをどうにもできない。ただしそのときに、俺は、戦争へ行かない。それが社会的に「逃げる」という意味。今はウクライナやイスラエルのことが、盛んに報道されているよね。だけどベトナムのボートピープルや、ロヒンギャのことはどうだろう。</p>
<p> 毎日殺し合いが起きているのに、報道されていないことが世界中にある。自分がそれらを知ってしまったときに、いったい何ができるのか。「寄り添う」なんて言うけど、それってどうすればいいんだ。問題を解決しようにも、歪んだ世界にあっては、その解決方法も歪んでしまう。寄付をするにしても、自己満足でしかないかもしれない。</p>
<p> だから戦争反対のデモ行進にしても、社会運動にしても、俺はやらない。運動が正義だという人もいるけど、俺は「逃げる」以外に、貫ける正義はないと思う。不登校新聞も、社会的な発信をしているよね。こんなことを言うともうしわけないけど、不毛なんじゃないかな。社会に訴えていくよりも、不登校を明るく報道したらいいんだ。</p>
<p> 「非国民」だったとしても、「あの非国民は魅力的だ」なんて言われるようにさ(笑)。国や学校の構造を変えようとするよりも、一人ひとりが明るく逃げようよ。</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――ありがとうございました。(聞き手・古川寛太、茂手木りょうが/編集・喜久井伸哉/撮影・矢部朱希子)</strong></span></p>
<p><strong>【プロフィール】五味太郎(ごみ・たろう)</strong><br />1945年、東京生まれ。絵本作家。『みんなうんち』、『きんぎょがにげた』、『さる・るるる』など450冊を超える作品を発表。世界中で翻訳出版され、子どもから大人まで幅広いファンに愛されている。サンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画展賞、路傍の石文学賞など受賞多数。</p>2024-02-21T08:00:03+00:00「よくぞ無理やり行かせないでくれた」小・中学校で不登校した男性が親に心から感謝していること
2024-02-21T07:43:05+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28416/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/00f5fc49165d4e8393d6a6c8249e436b.jpg" /></p>
<p> 「早めに王道のレールから外れておいて、よかった」。中学生のとき不登校になったボビンさん(28歳)はそう話します。会社員を経て、現在は独立されたボビンさん。今でこそ不登校を前向きに捉えられるようになったのですが、以前は「自分はダメだ」と自己否定するつらい時期が長く続いたそうです。これまでの不登校経験や、考え方の変化など、お話をうかがいました。</p>
<p>* * *</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――ボビンさんの不登校はいつごろから始まったのですか。</strong></span></p>
<p> 小学5年~6年のころにいじめを受けていて、よく学校を休むようになりました。クラスメイトから嫌なあだ名をつけられたり、そのあだ名を使ってわざと自分に聞こえるように悪口を言われたりしたんです。でも、なんとかがんばって週3日くらいは学校へ行くようにしていましたが、正直なところ、週3日でもめちゃくちゃキツかったです。</p>
<p> 完全に不登校になったのは中学1年のときです。中学校は、自分をいじめていた子たちとはちがう学区の学校に入学しました。でも、もともと人が多い場所が苦手だったのもあると思うんですが、やはり「学校の雰囲気」がどうしても合いませんでした。休み時間に聞こえるクラスメイトの話し声で、もしかすると自分が悪口を言われているかも、と不安になってしまうんです。小学校のときにいじめられていたので、陰口にすごく敏感になっていたんですね。結局、中学卒業まで、テスト期間とスクールカウンセラーに会うとき以外は、ほとんど学校へ行きませんでした。</p>
<h4><span style="font-size: 14px;">居場所になった 支援センター</span></h4>
<p> 不登校中、スクールカウンセラーの勧めで、教育支援センターに通い始めました。中学1年の夏休み前のことです。教育支援センターには「学校に戻れ」というプレッシャーがなかったので、無理なく通うことができました。「戻らなきゃいけない」という圧力もなかったので、楽しんで行っていたし、自分の居場所にもなっていました。基本的に週4日は教育支援センター、週1日は塾という生活。不登校だけど、自宅ではなく外ですごす時間が多かったように思います。</p>
<p> 高校進学の時期になり、やっぱり全日制の高校は難しいと思ったので、通信制の高校へ進むことにしました。現在の「NHK学園高等学校」に入学したんですが、基本的に授業はインターネットで、スクーリングも3カ月に1回程度。いわゆるキャンパスライフみたいなものはなかったです。でも高校生活を物足りないと思うことはありませんでした。むしろ人間関係のあまりない淡白さが自分にはよいと思っていたくらいでした。</p>
<p> 当時、自分には「将来、美術系の仕事に就きたい」という夢があって。夢を実現するために、美大の予備校に通い、アルバイトをしながら、4年かけて通信制高校を卒業しました。でも、高校を卒業するころに、うつ病を発症してしまったんです。美大の予備校もアルバイトも、かなりキツかったので、がんばりすぎた反動だったんだと思います。</p>
<h4>つらかった 3つのこと</h4>
<p><span style="color: #008000;"><strong>――不登校中、ボビンさんがつらかったことはなんですか。</strong></span></p>
<p> 大きく分けると3つあります。</p>2024-02-21T07:43:05+00:00「薬の使い方は?」発達障害について教師・医師・学者が解説
2024-02-21T07:51:39+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28419/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/a5242b9bd6914def9f5bbd6eb7c7707c.jpg" /></p>
<p> 2000年以降、学校現場で「発達障害」が大きな注目を集め続けています。発達障害の子どもたちを「手のかかる子ども」として孤立させないために親や周囲の大人にできることは何か。教師、児童精神科医、脳神経科学者が語る「発達障害」とは(※画像は『発達障害 学校で困った子?』岡崎勝 編)。</p>
<p>* * *</p>
<p> 「発達障害の子どもと周囲の大人との折り合いをつけることを具体的に考えて、それぞれが工夫と覚悟をしてほしい」と語るのは、小学校教員であり、フリースクール「アーレの樹」理事を務める岡崎勝さん。岡崎さんが発達障害をテーマに編集した本書は、発達障害の分類や歴史に始まり、学校・担任・親の立場から子どもとどうかかわるかなど、発達障害の子どもを「学校で手のかかる子」と孤立させないために必要なことをまとめています。</p>
<p> また、児童精神神経科医の石川憲彦さん、脳神経科学者の山口和彦さんが医学的な見地から発達障害について論じています。石川さんが取り上げるのは「薬の使い方」です。</p>2024-02-21T07:51:39+00:00長崎県にて「不登校親の会たんぽぽ35周年記念講演会『学校って?』」開催へ
2024-02-27T06:51:45+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28415/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/c0010feaadfe433884faa02755da9979.jpg" /></p>
<p> 3月9日、長崎県にて、35周年記念講演会「『学校』って?」が開催される。主催は「親の会たんぽぽ」。「親の会たんぽぽ」の前代表である井形和子さん、神戸大学名誉教授の広木克行さんの講演が予定されている。</p>
<p> 「親の会たんぽぽ」の前身である「登校拒否を考える親の会」が発足したのは1989年11月。井形和子さんは同会の代表を25年間務め、広木克行さんは臨床教育学の専門家として関わってきた。(現在、広木克行さんの参加は不定期)</p>
<p> 当日、井形和子さんは親の会に35年間関わった立場から、広木克行さんは教育学の見地から学校や子どもの育つ環境について講演し、参加者どうしで考えあうという。</p>
<p> 「親の会たんぽぽ」現代表の古豊史子さんは「親の会を長年続けてきましたが、『わが子に問題があるのでは』、『自分の子育てに悩んでいる』と話す親は今でもすくなくありません。しかし、不登校は学校や社会の問題です。学校へ行けない子どもが悪いわけではありません。それを感じてほしい」と話す。詳細は下記を参照のうえ、お問い合わせを。</p>
<p>日 時 3月9日(土)、13時半~16時<br />会 場 長崎県庁3階308会議室<br />講 師 井形和子さん(「親の会たんぽぽ」前代表)、広木克行さん(神戸大学名誉教授)<br />参加費 1000円(事前申し込み不要)<br />主 催 親の会たんぽぽ<br />連絡先 090-9723-2651<br />詳 細 <a href="https://bit.ly/49xfzGz" rel="nofollow">https://bit.ly/49xfzGz</a></p>2024-02-27T06:51:45+00:00不登校・ひきこもり 相談先・親の会一覧
2024-02-21T01:50:42+00:00kito-shinhttp://futoko.publishers.fm/editor/29/http://futoko.publishers.fm/article/28414/<p><img style="margin: 0px;" src="https://publishers-static.s3.amazonaws.com/magazine_image/5/c081d7ca03a4437ebe97a740724c6418.jpg" /></p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>大阪府枚方市</strong></span><br /><strong>あたらしい学校をつくる会@枚方・交野・寝屋川</strong></p>
<p> 不登校、ホームスクーリング、学校がしんどいなど、学校以外の学びやつながりの場を求める保護者で、子どもが主体的に遊び、学ぶ学校、新しいタイプの学校、オルタナティブスクールを枚方、交野、寝屋川地域につくろうと結成しました。このお話し会で新しい学校をいっしょにつくる仲間、協力してくれる人、学校へ行きたい人とつながっていけたらと思っています。ご興味ある方はぜひお越しください。(児島)</p>
<p>連絡先:TEL 080-1410-2549/ayakoji221@gmail.com<br />Facebookページ:あたらしい学校をつくる会枚方・交野・寝屋川<br />Instagramアカウント:newschool_hirakata <br />定例会の場所:枚方市南部生涯学習センター<br />定例会の日時:月1回/参加費:500円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>山梨県甲府市</strong></span><br /><strong>甲府不登校を考える親の会</strong></p>
<p> フリースク―ルでインターンスタッフを経験した元不登校当事者が進行する親の会です。保護者の方はもちろん、元当事者の方や不登校のお子さんに関わりのある方・関心のある方など幅広い方にご参加いただけます。ご参加お待ちしています!(内藤)</p>
<p>連絡先:TEL 090-3696-9570/kofu.oyanokai@gmail.com<br />定例会の場所:ぴゅあ総合(甲府市朝気1-2-2)<br />定例会の日時:毎月第1日曜日 <br />参加費:無料</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>千葉県習志野市</strong></span><br /><strong>ネモネット親サロン</strong></p>
<p> 親サロンは不登校・ひきこもりのお子さんを持つご家族(親、祖父母など)の方でしたら、どなたでもご参加いただけます。不安なことや気になること、誰にも相談できなかったことなど、集まった人たちで話し合います。スタッフも不登校やひきこもり経験のある子どもを持つ親たちです。ひとりで悩み、つらい気持ちを抱えていたら、そっと誰かに話してみませんか? 同じ思いや経験をわかち合い、知恵を出し合っていけると思います。(阿部)</p>
<p><a href="https://nponemo.net/futoko/">https://nponemo.net/futoko/</a><br />連絡先:TEL 047-411-5159/info@nponemo.net<br />定例会の場所:フリースクールネモ習志野(千葉県習志野市本大久保3-8-14-401)<br />定例会の日時:毎月第2日曜日(13時~16時)/参加費:ネモネット会員300円・非会員500円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>千葉県山武郡横芝光町</strong></span><br /><strong>ありのまま親の会</strong></p>
<p> ありのまま親の会にはスタッフとして、子どもが不登校を経験した親、元不登校だった経験者、ホームスクールを実践しているホームスクーラーの親がいます。ご希望があれば不登校の子の親でもある心理カウンセラーがあなたの不安を深堀りします。(内田)</p>
<p><a href="https://npo-arinomama.com/">https://npo-arinomama.com/</a><br />連絡先:TEL 080-9208-6789/info@npo-arinomama.com<br />定例会の場所:千葉県山武郡横芝光町栗山702-2<br />定例会の日時:原則第3金曜日10時~12時に開催<br />参加費:500円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>長野県長野市</strong></span><br /><strong>ブルースカイ(登校拒否を考える親と子の会)</strong></p>
<p> 1990年、児童相談所の親の会で知り合ったメンバー5名で発足。「いつ来ても、いつ帰ってもいいよ」「疲れたり、傷ついた心を癒してくれる仲間がいる」。ほっと安心できる居場所に集まって来てくださる人たちとつくりあげてきました。経験者どうしだからわかり合えることも多く、「参加してよかった」と笑顔になり、その親の心の余裕が子どもとの関係をよくしています。たくさんの気づきを親の会で見つけませんか? (松田)</p>
<p>連絡先:TEL 026-278-7223<br />定例会の場所:長野市障害者福祉センター(長野県長野市鶴賀276)<br />定例会の日時:毎月第3水曜日13時半~17時/参加費:500円</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>茨城県鉾田市、鹿行地区</strong></span><br /><strong>ひきこもり・不登校/つながり考える鹿行の会</strong></p>
<p> ひきこもり・不登校は孤立した状況での「つまずき-見直し-自分創り」の人生の一過程だと考えます。本人の「笑顔・元気・自信・エネルギー回復」が図れるよう、親御さんと人間理解を深め、適切な「理解と対応」を模索する相談活動・対話を行ないます。◆毎月の例会のほかに個別相談、電話・メール相談もあります。◆スタッフは①ピアサポーター(元不登校・ひきこもり経験者)②精神保健福祉士③教育相談員の3人です。お待ちしています。(小林)</p>
<p>連絡先:080-3277-2002/yukki.hati@gmail.com<br />定例会の場所:鉾田市中央公民館(茨城県鉾田市鉾田1444-1)<br />定例会の日時:毎月第3日曜日13:30~16:00/参加費:200円(当事者・経験者は無料)</p>2024-02-21T01:50:42+00:00