記事タイトル一覧

親が死んだらと心配で 内田良子

記事テーマ:論説

「登校拒否を考える会」が今年で30周年を迎えました。ふり返れば親の会が歩んできた長い道のりが見えます。登校を拒否する子どもたちの存在が注目されるようになった1970年代後半。学校や専門家は親の育て方…

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褒めて育つって? 浜田寿美男

記事テーマ:講演録

今号は、講演会「子どもの育ちを考えるうえで大切なこと」(主催・フリースペース「たまりば」)の講演録を掲載する。講師は浜田寿美男さん。子どもの育ちについて浜田さんは「たんに子どもの発達のみを論じるので…

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精神医療の基礎 最終回

記事テーマ:連載

連載「子ども若者に関わる精神医学の基礎」 今回を以て、「子ども・若者にかかわる精神医学の基礎」と題してお話してきた本シリーズは、ひとまず終了とします。これまで、「精神とは何か」と題して精神現象の理…

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第3回 本格発症した「その日」

記事テーマ:当事者の声

不登校・統合失調症当事者手記 連載「私に起きたコト」 小学校のときに起こったいじめは、中学校へ上がるとやみましたが、感情はうまく働かないままでした。学校では、ほとんど口をきかず、ずっと席に座ってい…

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当事者手記 不登校が始まった日

記事テーマ:当事者の声

◎編集会議の日は趣味の自転車に乗って20㌔を走ってくる、なかたくん 初めて親に「もう行きたくない」と言った日、何度か行こうとしたが「やっぱりダメだ」と思った日、「その日に見た景色を忘れられない」と…

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刈谷高2自殺 背景に体罰

記事テーマ:ニュース

2011年6月9日、愛知県・刈谷工業高校野球部員の山田恭平くん(当時16歳)が自殺した。経緯・背景を調べていた第三者調査委員会は今年2月4日、最終報告書をまとめ、自殺の背景に家庭問題を挙げた学校の調査を「不十分」だと問題視。「体罰のある部活を辞めたくても辞められないという二律背反に悩み、自殺するしかないと思い込むまでに追いつめられていた」と指摘した。 第三者調査委員会(以下・調査委)は恭平くんが自殺要因・背景を分析。恭平くんは部活や勉強に真摯に打ち込む律儀な性格で、部活を辞めるには中途半端な…

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第29回 学校に行きたい場合は?

記事テーマ:連載

連載「孫の不登校」 うちの孫は現在、中学2年生です。6月から不登校になり、私は心配のあまり眠れない日々が続きました。でも、嫁が親の会に行くようになり、そこで本紙を知り、購読したり、私もそれを読むう…

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声 いまの憂うつと夢

記事テーマ:当事者の声

自分は、12歳でいじめを受け、人との関わりが怖くなり、不登校になった。5年間、家族とも話せないひきこもり状態が続いた。18歳のときから、外に出るトレーニングを始めた。19歳になる前、フリースクールに…

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第380回 滝川いじめ裁判

記事テーマ:連載

連載「不登校の歴史」 北海道滝川市の松木友音さんは、2005年9月、6年生の教室で、教卓のうえに7通の手紙(遺書)を残して自殺を図り、06年1月に死亡した。小3のころからいじめられ、小5では「気持…

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かがり火 森英俊

記事テーマ:その他

春のような陽気が一転して真冬の寒さに舞い戻った。咲き始めた梅の木にも雪の花が咲いた。真の春の到来までには暖かさや寒さがくり返されていく。多くの生物が同じように春を迎えるために耐えている。 人間…

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ひといき 多田耕史

記事テーマ:その他

いとこが2歳になる娘をつれて事務所に遊びに来た。出産からはや2年。あの赤ん坊がもう2歳。ついこのあいだまで子どもだと思っていたいとこもいいお母さん。時間が経つのはあっというまだ。娘はいま保育園に行っ…

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