◎連載「不登校きほんのき」第20回
「学校に行かないことを認めている」と口では言いながら、子どもが家にいることを親はなぜこんなに悩むのでしょうか。3~4歳で幼稚園に入園させて以降、子どもが平日に家にいる生活を経験していない点がまずあげられます。
毎日が日曜日、長い夏休みと考えれば経験済みのはずですが、いずれも学校に行くこととセットになったお休みだからこそ受けいれられてきたのです。終わりの見えない夏休みは、どう生活を組み立てていったらよいか、たしかに予定が立ちません。不安を感じた親は、いまの生活習慣を崩したくないと考えます。
623号 2024/4/1
就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…
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