かがり火

 今月の初めに浜松市でチャイルドラインと親の会に呼ばれ講演をしてきた。児童精神科医だった渡辺位さんから仏教学者・鈴木大拙の本を紹介されたエピソードから話させてもらった。

 同じ週の朝日新聞の『折々のことば』にも鷲田清一さんが、鈴木大拙の「祓いのけることはしないで、穢れたままで救うこと、これを私は愛と言い、慈悲というのです」という言葉を選んでいた。鈴木大拙は、救われようとすれば傷つきやあがきも、まるごと抱擁することが大切であり、それが仏教でいう愛だと説明している。

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