不登校新聞

209号 2007/1/1

学校を週7日制へ 解放してしまおう 教育改革への提言

2015年11月20日 17:22 by kito-shin


――学校をとりまく状況をどう見られていますか?
 これまで学校に対する親の要望は、だいたい「元気に通ってくれれば」程度のものでした。それが、右肩上がりの経済成長のなかで、学校に対する要望も多様になってきました。抽象的に言えば「上手に育ててください」という要望、具体的には「成績をあげてほしい」「しつけてほしい」などの要望です。要望が多様化したということは、親たちの不安が多様化したとも言えます。ちょうど学校自体の求心力が揺らいできた90年代ごろに、それが顕著になりました。
 
 こうした価値観の変動を学校側が充分に把握できず、すでに80年代から、教員の過剰な自信の裏側で学校の崩れが見え始めていました。そこに総合学習や学校週5日制などの変化があり、いつからか学校が「子どもを一人前にする」という従来の役割を果たせなくなりました。10年ほど前の資格ブームのとき、意味のなさそうな資格にまで、みんなが受験したということが、学校の評価を表していると思います。


インタビューに答えて頂いた岡崎勝さん(小学校教員)

――教育改革についてはどう思われますか?
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

SNS相談窓口の代表に聞いた「不登校向け相談マニュアル」

567号 2021/12/1

中1で不登校になった僕。母の「好きにしなさい」の言葉が救いに

557号 2021/7/1

自分のことが嫌いな母親たちへ。子どものためにも自分を愛して

555号 2021/6/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

567号 2021/12/1

いじめを受けて中学2年生で不登校。傷つけられた一言と、支えられた一言は、と...

566号 2021/11/15

不登校の子どもに何ができるのか。45年以上、相談を受けてきた心理カウンセラ...

565号 2021/11/1

衆議院議員総選挙をまぢかに控え、本紙では不登校や子ども関連の施策を主要政党...