不登校新聞

209号 2007/1/1

子どもの権利が視野にない 教育改革への提言

2015年11月20日 17:24 by kito-shin

インタビューに答えて頂いた保坂展人さん(社会民主党・衆議院議員)


――現在の教育改革の流れをどのように見られていますか?
 小泉政権が靖国問題、郵政民営化問題などを政治上の「商品」として打ち出したように、安倍政権では、教育問題を「商品」として打ち出してきました。
 
 いまの教育改革を押し進める流れはいくつかあります。一つには文科省や中教審を軸にした緩慢な流れです。もう一つは、とにかく「教育が大事だ」とアピールする安倍政権がつくりだした流れです。06年10月、諮問機関「教育再生会議」が生まれました。教育再生会議のメンバーは、大きく二つの主義に分かれていると言えます。新自由主義の人たちと保守主義の人たちです。この二つの主義が、いま教育を急速に変えようとする流れをつくりだしています。ただし、二つの主義は似て非なる部分があり、各論においては衝突することも多いでしょう。実際に、いじめた子に対する出席停止の議論では、意見が割れていました。

――新自由主義と保守主義はどんな意見のちがいがあるのでしょうか?
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校は法律違反ではありません。教育研究者が子どもに伝えたいこと

545号 2021/1/1

小学生からの受験ストレスが18歳で爆発したドラマ―の苦悩

544号 2020/12/15

理由を求める私たちに警笛、わかりにくいのが人間ですよ

543号 2020/12/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

546号 2021/1/15

田舎で不登校になるのは本当にめんどくさい。もちろんは都会だろうと田舎だろう...

545号 2021/1/1

2020年は不登校やひきこもりをめぐってどんなが起きていたのか。新型コロナ...

544号 2020/12/15

いまの子どもの自信を奪っているものはなにか。これが私のライフテーマでした。...