不登校新聞

208号 2006/12/15

“「いじめ」と「いじり」の違いは?” 書評

2015年12月09日 13:49 by kito-shin


 相次ぐ子どもたちの「いじめ自殺」。いじめも虐待も野宿者襲撃も、「非介入」の社会の「共犯性」のなかでより深刻化している。
 
 「いじめは犯罪、知っていて傍観しているのも共犯だ」と言ったら、不登校の14歳の息子に「お母さんは何もわかっていない」と一喝された。「いじめは全員参加なんだよ。いじめるか、いじめられるか。そのどちらにもなりたくなくて、ぼくはどれだけがんばってきたか。見ているだけでいることが、どれだけ大変なことか。ぜんぜんわかっていない」。
 
 正義をふりかざすオトナの「正論」では、救われない子どもたちの「現実」がある。なぜ、いじめを止められないのか。そこにどんな恐怖や葛藤、苦悩があるのか。
 
 そんな中、本書を読んだ。第1回野生時代青春文学大賞受賞。作者は17歳の現役高校生。
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