不登校新聞

208号 2006/12/15

ひきこもりの男性、矯正施設で監禁致死「アイ・メンタルスクール」事件に判決

2015年12月09日 15:07 by kito-shin


 名古屋市の「引きこもり支援団体」NPO法人アイ・メンタルスクール(現在は解散)の施設内で入所男性が死亡した事件で、逮捕監禁致死罪に問われた元代表理事・杉浦昌子被告(50歳)に対し、名古屋地裁の伊東一広裁判長は7日、懲役4年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。共犯の二男・幸隆被告(24歳)には懲役2年6カ月、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。
 
 判決によると、死亡した男性は2003年から、他人との交流は避け、家庭内暴力はなかったが、物に当たることがたびたびあった。2006年2月ごろ、テレビ番組などでアイ・メンタルスクールを知った男性の母親と兄は、被告らに「自立支援」を依頼。2006年4月14日、午前4時45分ごろ、就寝中の男性に対し、数人で両手足に手錠をかけ拘束し、自動車に押し込んだまま約5時間かけて名古屋にある団体の寮に連行。男性の服装はパンツ一枚で、激しく抵抗したものとみられ、手足から出血が見られた。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

全国一斉休校、緊急事態宣言が子どもに与えた影響と今後の課題

549号 2021/3/1

【記者の眼】「黒染め強要」訴訟、判決から見える3つの問題点

549号 2021/3/1

「登校だけが目標ではない」都教委が不登校支援の方針を周知

548号 2021/2/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...

550号 2021/3/15

岩手県で不登校や引きこもりに関する居場所や相談などの活動をされている後藤誠...

549号 2021/3/1

元小学校教員であり、不登校の子を持つ親の加嶋文哉さん。生活リズムへの対応へ...