「私とあなた」「感情と行動」、分けて話してみませんか?
子どもと暮らしていると、大人の目からみて「気持ちはわかるけど、そんなコトしたら、あんたにとってすごく不利!」とか「だって叶わないものは叶わない」とかいったことに、かなりの時間かけて、子ども自身がこだわってしまうことって、よくありますよね。(大人だって、失恋後「やっぱりあの人じゃなきゃヤダ!」と思えたりして……)。
そんなとき、ぜひ『親が子どもに共感しましょう』ってよく言われますね。充分に共感してもらえたら、子どもは自ずと、解決に向かうから、と。
それはそうなのですが、大人の私たちはつい「子どもの気持ちに共感したら、子どもの言うなりにしなければならないのでは?」「子どものこの近視眼的なモノの見方で、そのまま人生の大切な時機を逸したり、ワガママでガマンのできない人間になってしまうのではないか?」ということを心配してしまって、共感の言葉や態度を惜しみがちです。
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