不登校新聞

207号 2006.12.1

自相と学校の連携は誰のため?

2015年12月14日 14:53 by 匿名
2015年12月14日 14:53 by 匿名


 現在、7歳になるわが子が不登校になったのは、昨年05年の12月。学校で遊んでいるときに誤って、全治3カ月の怪我を負ってしまったのだ。その後、子どもは「学校がこわい」というので、子どもの不登校を家族で受け入れていた。

 今年の5月、養育のことで話があると児童相談所の職員が家を訪ねてきた。くわしく聞くと、「学校に行っていないという通報を受け、児童虐待防止法に違反しているおそれがある」ということであった。医者からの診断も受け、学校にもきちんと診断書を提出していたにもかかわらずである。驚いたことに、児童相談所は子どもが通う病院名や担当主治医の名前まで知っていた。そのことを知っているのは、診断書を提出した学校のみ。しかし、学校側からは何の謝罪もなく、「とにかく登校しろ」という一点張りであった。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「あなたたちに協力したい」娘との衝突を経て、祖父母が『孫の不登校』を理解するまで

611号 2023/10/1

2人のわが子が不登校「なぜ学校へ行かないの?」と母がたずねない理由

609号 2023/9/1

「息子の不登校が受けいれられない」正しい子育てと理想の母親像に縛られた私の葛藤

608号 2023/8/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

611号 2023/10/1

小学生を中心に高い人気を誇る『かいけつゾロリ』シリーズ。35年以上このシリーズ…

610号 2023/9/15

「親として余裕を持ちたい」。そう思っていても、忙しい日々のなか気持ちの余裕を持…

609号 2023/9/1

「はみ出してしまう人間のおもしろさが好き」と語るのは、従業員全員が若年無業者と…