不登校新聞

206号(2006.11.15)

我が家の場合「ニワトリと息子たち」

2015年12月15日 14:53 by nakajima_
 
 息子たちの登校拒否を語るには、切っても切れない動物がいる。長男が小学校1年生だったときの担任の先生は、チャボのひよこをなんと教室のなかで飼っていた。チャボの餌や糞の世話から、散歩に連れ出したり、ヒナが生まれたり……、今から思えぱなんと素晴らしい総合教育だったろうと思う。しかし、チャボとの生活は2年生までで、3年生になって担任が替わるとチャボは学校で飼えなかった。すると息子は「家でチャボを引き取り飼いたい」と言い出した。それを聞いて、「じゃあ、世話は子どもたちみんなでやるのだよ」「元気な有精卵が食べられる」とか想像したが……。

 あれから15年、チャボたちは小さな庭を闊歩するまったくの「庭トリ」になってしまった。狭い庭にそれでもと植えた野菜も花も片っ端から食べられてしまうし、こう長くいっしょにいると家畜というよりペットになり、卵はいただけても「お客さんに出すごちそうチキン」として食べることはできなくなってしまった。そして、3人の息子たちは、ヒナの誕生にそれぞれさまざまの体験をしてきた。それがどういうわけか、中1のころにやってきた。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「もう後ろはふり返らない」3人兄弟そろって不登校【母親手記】

191号(2006.4.1)

読者の声「手紙って」

192号(2006.4.15)

読者の声「頭が痛い父親問題」

192号(2006.4.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

522号 2020/1/15

ふつうの学生生活を送りたいと言われて親は何をすればいいのでしょうか。函館圏...

521号 2020/1/1

テレビや音楽活動で活躍するりゅうちぇるさん。学校で苦しんできた自身の経験を...

520号 2019/12/15

不登校経験はないものの、小学校から高校まで、ずっと学校生活に苦しんできたと...