連載「居場所」
結空間「めだかの家」は、子どものための電話ボランティアをしていた友人と「誰でも居場所として使えるようなものをつくろう」と、ちょうどそのとき、満期になった私の保険金を元手に家を借りて始めたものです。私は公務員をしながらの出発でした。ところがその友人は癌に侵されたった半年で3歳の子どもを残し帰らぬ人となってしまいました。その後、不登校を越えた大きな問題を抱えた子どもと関わることになり、昼夜を問わない対応が必要とされ、仕事も辞めました。さいわい私の役割の重要性やスキルを理解してくださって補助金をくださる所を紹介していただいたり、サイト作成をただで引き受けてくださる方などのおかげでなんとか今まで続けてこられました。ありがたいことだと思っています。
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