不登校新聞

204号 2006.10.15

がんじがらめの社会にサヨナラを

2015年12月16日 15:32 by 匿名


今回は、地方公務員として勤めるかたわら、市民バンクを始められるなど、積極的に金融問題や環境問題について取り組まれている田中優さんのインタビューを掲載する。

――田中さんはどんな学生時代を送りましたか?
 俺は高校を7回クビになったの(笑)。昔から、なぜか試験だけはやたらに強くて、いい成績で学校に受かるんだけど、すぐ中退になっちゃう。どこの高校に入ってもすぐケンカを売られるし、教師とはぜんぜん意見があわない。それと押しつけられるのが絶対にイヤだから、まあ、学校にはまったく向かないタイプ(笑)。

 ただ、当時はやっぱり高校を卒業したくて。毎回「今度こそは」っていう気持ちで入学してた。最後まで諦めがつかなかったなあ。親に援助を受けるのがイヤで、働きながら、何度も何度も高校に出たり入ったりして……、あのころは圧倒的にコンプレックスが強かったね。「人間のくずっていうのは俺みたいなヤツだ」って、そう思ってたから。

――その後、大学に進学されていますが
 結局、最初の高校入学から5年後に大検を取ったの。大検は楽だったよ、最初から、受けときゃよかった(笑)。

 大検を取って、その後は夜間大学に入学しました。一年目は車の免許を取ったので、乗りまわしているのが楽しくて楽しくて。仕事をして、明け方までドライブをして……、もう寝る時間もないんだから、学校行く時間はもっとない(笑)。そのまま辞めようと思ってたんだけど、学生運動が後期試験をつぶしてくれた。試験の代わりに送られてきたレポートを好き勝手に書いたら、全部いい成績で評価された。生まれて初めて評価されたんだ。「大学も悪いところじゃないな」って思っていく気になったんだ。それで2年目からはすこしまじめに、3年目にはさらにまじめに通った。結局4年間で、あり余るほど単位を取って卒業したんだ。

――いつから環境問題を考え始めたのですか?
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