連載「親の気持ち子の思い」
「5歳のわが子が、母親である私のことを、ジロリと見返すことがあります。とても冷たい目つきで、もしかして病気ではないかと眼科にも行ったのですが何もないと言われて。何かココロの病気ではないでしょうか?」――こんな相談が多くなった。
「ココロの病気」っていったいどんなことをいうのだろう。5歳の子どものココロの病気って、どういう中身なのだろう。
とりあえず、「子どもさんを抱きあげて、笑いかけてみてください」と答える。すると「それだけでいいのでしょうか。抱いたら喜んだし、笑いかけたらうれしそうに笑い返したのですが……」と言う。私のほうが混乱してしまう。それ以上、何が不安なのだろう?
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