不登校新聞

205号 2006.11.1

諮問機関「教育再生会議」初会合

2015年12月21日 11:52 by 匿名
2015年12月21日 11:52 by 匿名
 06年10月18日、教育改革の具体策を検討する安倍首相の諮問機関「教育再生会議」(座長・野依良治理化学研究所理事長)の初会合が開かれた。

 会議冒頭、安倍晋三首相は「21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築し、美しい国づくりを実現するため、幅広い視野から教育再生のための抜本的な施策を検討していただきたい」とあいさつした。また「教育再生の最終的な大目標は、すべての子どもに高い学力と規範意識を身につける機会を保障すること。公教育の再生や家庭・地域の教育力の再生が重要」と話し、具体的には「学力の向上を図る方策」「規範意識や情操を身につけた『美しい人づくり』のための方策」「誰もが『家庭、ふるさと、このすばらしきもの』と思えるよう、地域ぐるみの教育を再生するための方策」の3つの方策を検討事項として挙げた。この日の会議では委員17名、それぞれが発言。「心の教育の向上」「家庭教育の再生」「教育改革の推進」を求める声が相次いだ。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「不登校の要因はいじめ」子どもと教員、認識差に6倍の開き

624号 2024/4/15

東京都で2万円、富山県で1万5千円 全国の自治体で広がるフリースクール利用料の補助のいま

622号 2024/3/15

「不登校のきっかけは先生」、「不登校で家庭の支出が増大」約2800名へのアンケートで見えてきた当事者の新たなニーズ

619号 2024/2/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…