不登校新聞

205号 2006.11.1

第13回 無条件で子どもを愛する

2015年12月21日 12:04 by nakajima_


連載「居場所」


 十数年前、私は東京から香川県に転居し、ボランティアで電話相談をしていた。昼間は子どもたちからの相談が多く「学校には行けないけど、同年齢の友だちと話をしたり、いっしょに遊びたいけど、どうしたらいいの?」と聞かれた。「学校に行かなくても、近所の友だちと遊んだりできないの?」と聞いたが、多くの子の返事は「学校に行かないのに外に出ると変な目で見られる」だった。こうした返事に違和感を持った私は、香川県の不登校事情を調べてみると、学校以外に子どもの居場所が無いことがわかった。子ども自身が「教育を受ける権利」を持っている考えが確立している国、アメリカのオルタナティブスクールを知りたくなって、すぐアメリカに行き5校のカラーがちがうスクールで子どもたちと接し、スタッフの話を聞いて帰国後10日目にヒューマン・ハーバーをオープンした。

 あなたみたいなよそ者は

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

490号 2018/9/15

高校を3日で辞めた長男はまったく外出しなくなりました。とりわけ、同世代の子...

489号 2018/9/1

気持ちの浮き沈みは天気のようなものです。雨が降ったり、雪が降ったりするよう...

488号 2018/8/15

長瀬晶子さん(仮名)の次男は、小2の9月から不登校。「あまりに早すぎる」と...