初の高校生不登校調査
2005年は不登校に関する新しい調査が発表され始めた年でもあった。それは高校生の不登校の実態調査である。
それまで文科省は1966年以来、長い期間、毎年、学校基本調査を行なってきた。しかし、それは義務教育期間である小中学校だけのものとし、以前から「高校の調査も必要」との声も上がっていたが退けてきたのだった。
高校中退の増加や自立に受けての進路支援の問題などと絡んで2004年度の「生徒指導上の諸問題の現状について」の調査のなかで高校の不登校の実態調査も盛り込まれ、2005年の9月に発表された。
初の調査でもあり、いろいろ興味深かった。
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