文科省が毎年行っている学校基本調査は、例年8月上旬に速報が発表され、詳細は11月末~12月にかけて発表される。8月発表は、来年度予算の概算要求の必要から、学校基本調査では、小・中・高校にかぎらず、専修学校や大学まで含め、在学者数、教員数、入学者数、卒業後の状況などを割合とともに明らかにしているが、ここでは、不登校を中心に報道した。
なお、1991年度報告より年間30日以上で長期欠席者数を調べているが、もともとは、1966年から年間50日以上で調査していた。それによると、1975年度から不登校は増加の一途をたどり、1999年度の調査から年間30日以上のみとなったが、2001年度まで27年間過去最高を更新し続けた。
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