不登校新聞

201号 2006/9/1

「カウンセラー」より「感じる心」が大事 第9回

2016年01月06日 15:24 by kito-shin


連載「居場所スタッフはどんな仕事をしていますか?」vol.9

 今から4年前、僕は21年間勤めた高校を退職して、フリースクールを立ち上げました。学校というものの欺瞞と限界とを実感していたからです。
 
 不登校の子を持つ親から「どうせ元教師が始めるフリースクールだから」と決め付けられて落ち込んだり、近くでフリースクールを運営している方に「財産がないならやめときな」と助言(?)されたりもしましたが、退職してから1年間の準備期間を経て「ドリーム・フィールド」を開設しました。当初7人だった生徒数も現在では30人にまで増えました。自分を含めて3人の専任スタッフ、8人の講師で運営しています。  
 
 専任スタッフの仕事はおもに「子どもたちに寄り添うこと」です。ふだん、みんなといっしょにいろいろなプログラムに参加したり、バンド演奏をしたり、公園で遊んだりといったことはもちろん、自然とそれぞれに関わりの深い子が決まって、24時間体制でその子たちのサポートをしています。直接にいろいろな相談を受けるだけでなく、夜中でもメールをしたり、手紙のやり取りをしたりしています。いつも子どもたちの表情、声の変化、友だちどうしの関係に気を配り、不安や迷いなどがあるときには少しでも早く気付いてあげられるように努力しています。
 
 よく「そちらのスタッフには専門のカウンセラーはいますか?」と聞かれます。
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