不登校新聞

200号 2006/8/15

保護者会で聞いた「何があっても、人としてあかんことがあるやんか」

2016年03月24日 14:55 by kito-shin
2016年03月24日 14:55 by kito-shin


【第1章・業界新聞】
創刊200号、おめでとうございます。創刊当初、ニュース・ステーションで紹介されていた業界紙「不登校新聞」。いつか不登校と向きあうときが来るだろう、そう思って翌朝、購読の申込をした。それから、ときは流れていった。

【第2章・幸せのとき】
「ほんま幸せ。めっちゃ幸せ。何回言ってもやっぱり幸せ!」。それが、学校を飛び出しフリースクールへ通いはじめた娘の当時の口ぐせだった。
 
 人生のなかで本当に信頼できる大人と出会い、生涯にわたって「先生とよべるのは、この人しかいない!」という師に出会った。また、親友ではなく、檄友に出会うなかで、大切なときを重ねていった。

【第3章・止まったままのとき】
わが家には小学6年生の娘がいる。不登校とは無縁だ。しかし、昨年5月、学級通信を見て「何かある」という勘が働いた。当の娘は楽しく学校に通っていたが、秋ごろ「いじめなんかなあ……」とこぼした。私は凍りついてしまった。止まったまま、どうすることもできなかった。
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