連載「ひきこもりの生涯設計」vol.2


 もしもわが子が一生働けなかったら、どうやって生存戦略を立てていくのか。それを考えるための「サバイバルプラン(生涯設計)」で、よく用いる「キャッシュフロー表」について今回は説明していきます。
 
 キャッシュフロー表とは「家計の収支推移予想表」です。サバイバルプラン作成の行程(①現状確認、②将来を見通す、③リスク確認、④対策構築)のうち、①~②にかけて使用します。目的は3つ。「将来の不安をハッキリさせるため」、「いまから何をすべきかをはっきりさせるため」、「覚悟を決めるため」、この3点です。
 
 モデルケース「Aさんの例(下表)」を見ながら考えていきましょう(通常は1年ごとの試算ですが今回は10年ごとに試算)。
 


 Aさんの家庭は父(45歳)、母(45歳)、息子(15歳)の3人家族。収入は父の給与450万円(月給30万円+賞与3カ月分)。支出は404万円(生活費月25万円+住宅ローン月8万円+固定資産税年額8万円)。貯金は300万円です。

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