不登校新聞

429号 2016/3/1

弁護士が答える、不登校のための卒業式Q&A

2019年02月21日 10:21 by koguma
 

 間近に迫った「卒業式」。不登校を持つ親にとって気になる点を弁護士であり、不登校経験者の親であり、本紙代表理事の多田元が回答します。
 

卒業式に出席しないとダメ?


Q.卒業式に本人が出席しない、卒業証書をもらわない、そういう場合は、卒業できないのでしょうか?

 また、1日も学校に出席していなくても卒業は認められるのでしょうか?
 
A.卒業式はたんなる学校の行事で、卒業証書はその儀式用の証書です。法的には校長が卒業を認めたら3月31日で卒業とされます。また卒業の認定があれば、いつでも学校に申請して卒業証明書をもらえます。義務教育では出席日数に関係なく卒業は認められます。

代理は親でも大丈夫?


Q.親が代理で卒業証書をもらったり、卒業式に参加してもいいのでしょうか?
 
A.子ども本人が卒業式に出たくない、出られないときに、親権者である親が法定代理人として校長から卒業証書を受け取ることは当然できます。

親はなにを大事にすれば?


Q不登校の子を持つ親としては「卒業」に際して、何を大事にすべきですか?
 
A.卒業「式」などのかたちにはこだわらず、本当の意味の「卒業」として、中学校 生活からの解放と受けとめ、子どもとともに未来の可能性に視野を広げることでしょう。

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