私にとって学校は、ジャングルのような場所でした。いつ何が起きるかわからない。何のために、どこに向かっているのかわからない。毎日が大冒険でした。でもそういうトコロが学校なのだと思っていました。
不登校という言葉の意味を理解したのは、最近のことです。私は学校は「行くものだ」と思っていましたし「行かない」という選択肢があることに気がつきませんでした。
私は意味や目的を知らずに時をすごすのがとても苦手です。子どものころも、なーんとなく座っていることができませんでした。だからいつも「なんで?」「どうして?」「私はどうしたらいいの?」といろいろな人に聞きまくっていたように思います。クラスメイトからよく、ジコチュー(自己中心的)と言われて、自分でも、「なんで私はこんなに自己顕示欲が強いんだろう?」と不思議に思っていました。
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