不登校新聞

432号 2016/4/15

子どもの将来、どう考えたら? ひきこもりの生涯設計vol.6

2016年04月11日 17:02 by kito-shin


連載「ひきこもりの生涯設計」vol.5


 これまでたくさんの相談を受けてきましたが、「すごくしっかりされているな あ」と感心する方にも会うものです。本当は起きたことをそのままお伝えしたい のですが、個人情報でもありますので、すこし修正して実践例を紹介いたします。
 

Aさんの家庭は

 
 Aさんの家は母親(70歳)と長男(45歳)の二人暮らし。当初、お母さんが 「長期入院するので不安だ」という理由で相談に来られました。というのも、A さんのお宅では、お子さんからお母さんに対する暴言が頻繁になり、お母さんの 体調が悪化してしまったからです。暴言はお金に関することが多かったとのこ と。またお子さんは30年以上、ほとんど外出したことがなく、料理をしたことも ありません。仕事をしなくても生活をするためにはお買い物や振り込みなど、外 に出る用事が多くあります。「お母さんがいなくなったら、どうなってしまうん だろう」という漠然とした不安が募っていたのではないでしょうか。おたがいの 関係が煮詰まってしまったがゆえに暴言や体調不良に至ったのだと思います。
 
 ただし、このお母さん、とてもしっかりしており、4つの柱を建ててお子さ んの生涯設計を見通していました。
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