不登校経験者に不登校のきっかけから、今にいたるまでのお話を聞くシリーズ「不登校その後」。今回は小幡徹さん。現在は地域福祉サービス事業所に勤務し、障がいを持つ子どもたちと向き合うかたわら、自らが育ったフリースクールにカメラを向ける活動を続けている。不登校した後の「進路」を中心にうかがった。

――不登校になったのは?
 小学1年生のときからいじめがあったんですが、完全に行かなくなったのは小学3年生のときです。
 
 ある日、「もう学校に行きたくない」って親に伝えたら、「行きたくないならいいんじゃない」って言ってくれたんですが、最初の半年はぶつかることが多かったですね。「学校に行かないのはいい。でも家にいるなら勉強はしておきなさい」というのが親の本当の思いだったから。だから、学校の時間割どおりに勉強してみたり、市販の教材を試してみたり。しだいに自分のペースがつかめてくると親も安心したのか、衝突も減っていきました。
 
 学校に行かなくなってからは3年ぐらい家ですごして、その後は「東京シューレ」というフリースクールに通いました。小学5年生から18歳まで7年間在籍していたんですけど、通うことに最初から乗り気だったわけじゃないんです。
 

人が集まる場は、全部いっしょ?

 
――それはどうして?

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