「使える制度は使う」。これが私の生存戦略だ。私は障害基礎年金2級を受給している。これで月に約6万6000円を得て、足りない分は働いている。週4日の掃除の仕事だ。
 
 これまでたくさんの仕事に就いたが、どれも長くは続かなかった。1日で行けなくなった職場もある。それでも、この障害基礎年金のおかげで、仕事がうまくいかず「ひきこもって」も、とりあえず生きていけている。
 

職場の人間関係 耐えられず

 
 現在私は41歳、20代のほとんどはひきこもっていた。仕事が続かなかった理由は、職場の人間関係に耐えられなかったことだ。
 
 私が出会った職場の人間たちはくだらない事で笑い、誰かの陰口を叩き、どうでもいいテレビの話をしていた。みな同じような行動や考え方をしていてその事に疑問を持たず、集団内に批判はなく、なにより他人との距離に無関心でデリカシーの無い人間が多かった。そういう人たちといっしょに働くのが苦痛だった。そして、そういう人たちと関わらないですむ方法は自分の部屋に閉じこもる以外に思い浮かばなかった。
 
 ひきこもり始め、親に経済的な負担をかけている、ということが頭から離れなくなった。働かなければならない、という強迫観念が身体に染みついてつらかった。

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