不登校新聞

314号(2011.5.15)

不登校の歴史 第314回

2013年08月05日 14:45 by kito-shin
2013年08月05日 14:45 by kito-shin

「大検」から「高認」へ①




 2005年度(平成17年度)に、不登校に関する施策のいくつかが変わったと前号で述べたが、今回はその一つである「大検」が「高認」に変わった点を取りあげる。
 
 「大検」の略称でわりあい知られ、不登校や高校中退者などが活用してきた「大学入学資格検定」は2005年度より、「高等学校卒業程度認定試験」に名称も変わり、内容もいくつか変わった。現在、通称は「高認」といい、高校を卒業できなかった(しなかった)人に対し、学力の評価をし、高校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験である。合格者は、大学、短大、専門学校の受験資格が与えられ、就職や資格試験などにも活用できる。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…