不登校新聞

352号(2012.12.15)

【報道】12年総選挙 政党アンケート②~いじめの認識と必要な施策は?~

2016年06月27日 19:27 by koguma
2016年06月27日 19:27 by koguma

いじめの認識と必要な施策は?

【民主】
 学校において、いじめの兆候を見逃さず、把握したときはすみやかに市町村教育委員会へ報告すること、市町村教育委員会は当事者としての責任をもって学校とともに適切な支援を行なうよう、文部科学省より通達を行なっています。学校、教育委員会、国などの関係者が一丸となって取り組むことが必要であると考えています。また、いじめ防止のための措置について、法制化も含めた対応を検討しています。

【自民】
 アンケート調査や相談体制の充実など、まず、早期発見の対応を強化する必要があります。そして、「いじめ」と「犯罪」を明確に区別し、道徳教育の徹底、出席停止処分など、今すぐできる対策を確実に行なうべきです。そのうえで、「いじめ防止対策基本法」を制定して、全都道府県や全市区町村において「いじめ防止条例」を制定する、いじめ対策アドバイザーを設置するなど、総合的ないじめ対策を行ないたいと考えています。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「不登校の要因はいじめ」子どもと教員、認識差に6倍の開き

624号 2024/4/15

東京都で2万円、富山県で1万5千円 全国の自治体で広がるフリースクール利用料の補助のいま

622号 2024/3/15

「不登校のきっかけは先生」、「不登校で家庭の支出が増大」約2800名へのアンケートで見えてきた当事者の新たなニーズ

619号 2024/2/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…