ひきこもっているときは「仕事」という文字を目にするだけで縮みあがった。「仕事」は僕にとってはつらく「仕事」の人間関係で傷つくし「仕事」は朝起きられない僕を許してくれない。なによりやりたい「仕事」に、もう僕はつけない。とにかく「仕事」なんて僕にはない! そう思い込んで絶望で身動きがとれなくなっていた。
「脱ひきこもり」を決意し、とにかく仕事のことを考えずに進んでいると、あるきっかけが舞い込んできた。僕と同じようにメンタルを病んで半分ひきこもっている生活をしている友人が「俺たち起業しようぜ!」と躁病状態で電話をかけてきた。いつものような躁病患者の戯言かと聞いていると、それなりに説得力があった。
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