不登校新聞

311号(2011.4.1)

不登校きほんのき「新年度のプレッシャー」

2013年12月16日 12:42 by kito-shin
2013年12月16日 12:42 by kito-shin


◎連載「不登校きほんのき」第6回

 4月は学校制度にとっては節目ですから、いっせいに上の学年にあがるか、上級学校へ進学することになります。それが喜びや希望であるならいいのですが、不登校をしていた子どもにとってはいつもより大きなプレッシャーを感じるときでもあるのです。

 多くの場合、「学校は行かねばならない」「行かないと人生がダメになる」と思っている子が多く、新年度や新学期は、「今度こそ」と思ってしまいます。

 2学期や3学期に「5年生になったら学校に行く」とか「中学に入学したら、毎日通うからね」と周囲に子どもが言う言葉はけっしてウソではないのですが、「だからいま休んでいることを認めてね」という言外の気持ちが含まれてもいるのです。「高校にはぜったい行きたい」の「たい」の中には、「行かねばならない」と思っているがゆえにそんな表現になることもあります。
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