連載「酒場の支援論」


 じつは秋の札幌も外飲み天国だ。大通公園に道内の秋の味覚が集合する。道産のワインに日本酒、ビールもある。さすがに夜は寒い。仕事をさっさと切り上げて、明るいうちから飲むのが正しい。
 
 相談支援パートナーで通っている中学校の先生からこんな質問をされた。「相馬さん、もっと学校に『こうしてほしい』っていうことはないですか」。酔った頭で考える。どうしてほしいって、まずは報酬を上げてほしい。アルバイトのような金額じゃなく、当たり前の人件費を計上してくれ。そして時間を延ばしてほしい。1日3時間では限界がある。昼休みや放課後も活動したい。
 
 と、そんな話をしてもしかたない。教育委員会に談判する内容だ。学校にお願いできること。それで、こんな提案をしてみる。
 
「あのー、学校は学校の仕組がありますよね。目的と時間が決められている。それは動かせないでしょう」
 
「それはそうですね」
 
「で、別室登校の子たちって、今はちょっとそこに乗れないわけですよね。でも学校には『来なくちゃ』や『来たい』とは思っている」
 
「はい」


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