不登校新聞

444号 2016/10/15

『ひきこもり新聞』を創刊します 当事者の声を届けたい

2016年10月13日 16:21 by kito-shin



 今回執筆するのは、ひきこもり当事者の木村直弘さん。木村さんは「当事者自身が情報発信をしたい」との思いから、2016年11月1日に『ひきこもり新聞』を発行する予定だという。どのような新聞なのだろうか。

 はじめまして、『ひきこもり新聞』編集長の木村直弘です。このように自己紹介するとカッコいいですが、数カ月前までは、「ひきこもりの木村です」とあいさつしていました。今でも、編集長と呼ばれると恥ずかしくて逃げたくなります。
 
 ひきこもり期間は10年近くになります。現在、筑波大学病院に月1回のペースで通い、そこで主治医である斎藤環先生のもとで家族関係の調整を行なってもらっています。いまの状態は、厚労省の定義どおりのひきこもりではないのですが、気持ちはまだひきこもりです。なので、人と接するのが苦手です。しかし、編集長を名乗らせていただいております。
 
 『ひきこもり新聞』をつくろうとした理由は、当事者のために当事者自身が発信する必要があると思ったからです。「ひきこもっている当事者の声をまず聴いてほしい。専門家やマスコミがひきこもり当事者を代弁するのではなく、当事者自身が発信していきたい」という思いで新聞をつくっています。
 
 社会がひきこもり当事者の声に耳を傾けたときには、ひきこもりの問題は大きく改善すると思います。『ひきこもり新聞』はひきこもり当事者の声なき声を取り上げていきます。その声をどうか受けとめていただきたいです。 
 

編集会議では買い出しを担当


  『不登校新聞』の読者の方にだけこっそり教えますが、僕は記事も書けないし、編集もできないし、校正もできません。漢字や「てにをは」もよくまちがいます。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

6年間、話せなかったひきこもりが制作部リーダーの会社が設立

474号 2018/1/15

ブラック校則、あなたの学校にもありませんでした? NPOら、解消に向けたプロジェクト開始

473号 2018/1/1

少子化のなか不登校が過去最高~そろそろ「支援」を見直すべきだ【不登校新聞・記者コラム】

472号 2017/12/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

474号 2018/1/15

安冨さんは2013年から女性向けの服を着る「女性装」をするようになった。「...

473号 2018/1/1

2017年も、子ども若者に関わるさまざまなニュースが飛び交いました。そこで...

472号 2017/12/15

みんなが学校に行っている時間帯は「楽しいこと」をしてはいけないって思ってい...