山形オフ会講演会のようす
6月29日、山形県山形市にて「『Fonte』読者オフ会in形」を開催した。親、当事者あわせて26名が参加した。
東北で初開催となる今回の読者オフ会には、秋田、宮城、福島など、隣県からの参加も多かった。
当日のプログラムは、講演会と参加者交流会の2本立て。講演会のテーマは「不登校その後」、不登校経験のある石井志昂(本紙編集長)が講師を務めた。
幼少期の写真などをスライドで紹介しながら、自身の不登校体験についてまず語った。そのうえで、自身の体験を現在の職につなげるにいたった背景などについて語ったほか、不登校経験者だからこそわかる当事者のつらさをもとに、「親には子どもの『溜め』になってほしい」と訴えた。また、実際に不登校を経験した人がどのような進路を歩んだのか。事例紹介も行なった。
その後の交流会では、参加者6人前後で島をつくり、コーヒーを飲みながら懇談する席を持った。山形オフ会では、不登校・ひきこもりの当事者・経験者が多く参加したのも特徴的だ。
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