NPO法人フリースクール全国ネットワークは、前回調査から7年ぶりとなるフリースクールの実態調査結果をまとめた。調査によると、赤字経営団体が25%を超え、スタッフの4割がボランティア、有給スタッフも年収250万円以下が半数以上という厳しい経済状態が浮き彫りになった。
全国の52団体がアンケートに回答を寄せ、同ネットが集計した。
団体の98%は「入会に先立ち子どもの意思確認をしている」と答えた。「開室時間は8時間前後」「通所型」が8割を超えた。また、進路は8割が進学・就職だった。
「NPO法人である」「設立5年目~15年目以内」「月会費2万円~4万円未満」「子どものミーティングがある」「週5日以上開室」がいずれも回答の5割前後を占めた。
経済状態については厳しい回答が続いた。
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