不登校新聞

446号 2016/11/15

「不登校理由」、知りたいのは、大方、他人だけ

2016年11月11日 14:57 by kito-shin


連載「酒場の支援論」


 ついに雪が降った。寒い。鍋ものが恋しい。具で飲んで出汁で飲んで、〆の麺なりおじやなりでまた飲める。鍋でつまみのすべてをまかなえる。なんて経済的。いっしょに燗もできるし。
 
 酔った頭で考える。独身のころ、「なんで結婚しないの」という質問がわずらわしかった。そう言われたって困る。生まれたときは独り身だったから、そのまま育っただけだ。むしろ、途中で結婚した人こそ理由があるのだろう。質問するなら「なんで結婚したの」が正しいので、していない方に訊いてもしかたない。適当にはぐらかしていたら、「早く結婚しなさい」「いつになったらするの」と急かす人まで現れた。
 
 結婚して、ようやく解放されたと思ったのもつかの間、今度は「なんで子どもをつくらないの」がやって来た。それはね、生まれたときに子どもがいなかったからですよ。
 
 「しない理由」を問われるところは不登校も似ている。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

486号 2018/7/15

僕は本当に苦しかったとき、何も言葉にすることができなかった。でも今なら音楽...

485号 2018/7/1

不登校の未来を見据えた際になにが必要か。「子どもと学校制度のミスマッチをど...

484号 2018/6/15

2014年に解散したヴィジュアル系バンド『ν[NEU]』の元リーダーで、現...