年末年始の帰省は、親にとっても子どもにとっても悩みのタネですよね。今回は親の側と子どもの側から、年末年始の帰省問題について、それぞれ書いてもらいました。
年末年始の帰省は… 子ども編
私は中学2年生のとき不登校になり、以来ずっとうまく社会に適応してる人に対して劣等感を感じながら生きてきました。とくに20代前半がつらくて、非定型うつ病やパニック障害、強迫性障害などを併発した私は、ずっと自宅で療養していました。
そんな私にとって、お正月の親戚の集まりは悩みのタネでした。私は歳の近い仲よしのいとこがいるので、会えることはうれしかったのですが、いとこが社会人としてちゃんと働いているのがとても輝いて見えてしまって、帰宅してからよく泣きました。
また大晦日は、毎年「ああ、今年もなにもなく1年が終わってしまう……」と鬱モードに入り、夜9時くらいからふて寝したりしていました。
どうにか、年末年始をいい気分ですごすことができないかな、と、新聞社スタッフの小熊さんと小熊さんの奥さんに相談をしました。
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