
憲法26条は、すべての国民に教育を受ける権利を保障している。この26条の学習権保障は、人権保障の中核だと自分は考えている。
人が人として生まれただけで尊厳ある存在で、一人ひとりが自らの意思により、自らの尊厳を守る、人が人たるものとして生きるうえで、教育を受ける権利が保障されることがないとほかの権利も保障されないのだと思う。
こんな話から始まった文部科学省の前川事務次官の講演は、たいへんすばらしいものだった。2016年12月24日、「教育機会確保法成立・これからのことを話そう」の集いでのことである。
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