不登校新聞

346号(2012.9.15)

不登校の歴史 第346回

2013年07月19日 15:37 by kito-shin


 学校に行かないで、在宅で育つ――。この成長のかたちもあるということを多くの学校が知ってほしい、と思う。東京シューレ葛飾中学校では、家庭も一つの成長の場と認め、無理に登校するよりも家庭を拠点にやりたいことに取り組み、自分に合った方法で学ぶホームスクール部門がある。

 自己否定感いっぱいであったり、不安が強くつらい状態であれば心理的に安定することをまず大切にする。

 そして、在宅でつながりあったり、情報を得たり、発信・表現をしたり、豊かな時間を持ったりするために、さまざまなシューレ中からの機会を提供している。選ぶのは子どもであり、まったく本人の意思を尊重する。

 登校はしたかったら、いつしてもよい。やってきて、スタッフや子どもの誰かと会ったり、遊んだり、相談したり、学習したりできるよう、スタッフがホームスクール部屋にいるようにしている。

 週1回、サロンの日を決めておくと、その日をめがけて来る子どもたちで遊びが盛り上がる。学習をサポートしてほしい人は、その日に来やすい人と、別のほうが来やすい人といる。

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