不登校新聞

452号 2017/2/15

“学校復帰のみが支援ではない”文科担当【記者の眼】

2017年03月03日 15:42 by kito-shin


 今号の不登校支援担当官のインタビューからは、さまざまな論点が見えてくる。あえてひとつポイントを挙げるならば「学校復帰のみが不登校の支援ではない」と明言したことにあるだろう。

 しかし、学校現場では、本人の意向や状況を無視した対応が、いまも続いている。ある親は教員から『休み始めた子は無理にでも学校へ連れていって習慣づけるのが鉄則だ』と諭されたそうだ。

 本人の気持ちを無視した対応は、本人を傷つけるだけにすぎない。しかも、それは20年以上前から文科省の意向とも異っている。そんななか、あらためて文科省が「ムリな登校圧力」を推奨していないこと、そして、不登校支援の目標が「学校復帰のみではない」と明示されたことは大きい。

 これがどれほどの意味を持つかは学校関係者ならばすぐに気づく。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

大分県が不登校支援プラン発表、県内50団体を網羅

506号 2019/5/15

少年法の適用年齢引き下げに反対 愛知県弁護士「文化の破壊」

505号 2019/5/1

文科要請「2月中に登校してない子に面会を」、面会相手は先生以外も可

501号 2019/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

506号 2019/5/15

シングルマザーの母親と不登校の娘を描いた漫画『たそがれたかこ』(講談社)。...

505号 2019/5/1

発達障害、家庭内暴力、不登校、ひきこもり、うつ病などを経て2011年、「も...

504号 2019/4/15

千葉県習志野市で行なわれたシンポジウム「私にとっての不登校」では、不登校経...