不登校新聞

453号 2017/3/1

【子どもに聞く】なんでゲームばかりしているの?

2017年02月27日 16:28 by motegiryoga


 不登校の親の悩みに多いのが、子どもの「ゲーム三昧」。しかし、なぜそんなに当事者たちはゲームに没頭するのだろうか。不登校の当事者・経験者に「なぜ、ゲームばかりするの?」と質問を投げかけてみた。

 なぜゲームをやるのか、もっとも多かった理由は「つらい現実から離れられる」というものだ。現在不登校中のAさん(13歳)は「学校でのコミュニケーションがうまくいかないから、ゲームのなかでゲームのキャラと仲よくしている」と言う。「ゲームのなかなら理不尽なことを言う先生も、うるさいクラスメートもいないので、とても快適です」と話した。
 
 中学3年間不登校だったBさん(17歳)は、「ゲームで自分の理性を保っていた」と言う。「現実の世界では友だちや先生、親からいやなことを言われるが、ゲームの世界では登場人物が主人公である自分を頼ってくれる。そこで優越感にひたることができた」と話した。
 
 いじめが原因で11歳から不登校したCさん(25歳)も、「学校という怖い世界から、怖くない世界に行けるからゲームをしていた」と言う。ゲームの世界には、自分をいじめてくる人もいないし、コミュニケーションに悩むこともない。それが心地よかったのだ、と。
 

外出のきっかけ

 
 ひきこもり経験者のDさん(33歳)も「ゲームをやることで現実の世界から自分を遮断することができた」と話した。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

ひきこもったら人はどうなるのか、報道されないひきこもり経験者の声

508号 2019/6/15

高校中退で“人生詰んだ”高認という選択肢で僕は救われた

508号 2019/6/15

「母に包丁を向けた日もあった」不登校だった私が平穏を取り戻すまで

508号 2019/6/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

508号 2019/6/15

5月19日(日)、東京都文京区にて『不登校新聞』子ども若者編集部主催のイベ...

507号 2019/6/1

16歳が書いた「令和の不登校」への思い。執筆者の相良まことさんは、不登校に...

506号 2019/5/15

シングルマザーの母親と不登校の娘を描いた漫画『たそがれたかこ』(講談社)。...