不登校新聞

453号 2017/3/1

「卒業式は出てみる?」と言いたくなったら

2017年02月27日 15:09 by koguma


 この時期の学校行事と言えば、なんといっても「卒業式」です。「学校行事なら出られるんじゃない?と言われた」という話を不登校経験者からよく聞きます。
 
 大人からすると、通常の授業日とは雰囲気も異なるので、「そろそろがんばってみないか?」と声をかけやすいのかもしれません。ところが、学校行事は不登校の子どもにとって鬼門の一つなんです。
 
 たとえば、体育祭ではクラス一丸となることが求められます。「体育祭の練習がきっかけで学校に行けなくなった」という子どもに取材したことがあります。些細なミスがきっかけでいじめが始まり、「お前がいると失敗する」とまで言われたそうです。もし、学校に行けない理由がいじめにあるとしたら、クラスの団結力を求められる学校行事ほどつらいものはありません。
 
 修学旅行のように外泊する行事もあります。親御さんとしても「いつも家に居るばかりだし、せっかくだから思い出づくりを」という想いを持たれる方も少なくありません。
 
 しかし、子どもの気持ちから考えてみると、そうたやすいことではありません。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

学校との電話連絡でヘトヘトに、先輩お母さんが見つけた乗り切り方

512号 2019/8/15

「ひきこもることを恐れなくていい」20年以上ひきこもりと向き合って

511号 2019/8/1

「モヤモヤする気持ちが軽くなった」不登校の親の会は私の気持ちが落ち着く場

507号 2019/6/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

512号 2019/8/15

樹木希林さんの娘・内田也哉子さんと本紙編集長の対談。亡くなる前につぶやいた...

511号 2019/8/1

今も母親との関係に悩みを抱える元アナウンサー・小島慶子さん。同様の悩みを持...

510号 2019/7/15

参議院議員通常選挙に際し、『不登校新聞』では各政党に不登校に関する現状認識...